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容疑者 室井慎次 プレミアム・エディション 容疑者 室井慎次 プレミアム・エディション
柳葉敏郎 (2006/04/19)
ポニーキャニオン
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::: サスペンス・ドラマ  ::: ★★☆☆☆



あぁ〜もぉ〜タイクツな映画でした。
山もなけりゃ、谷もない。
柳葉敏郎扮する室井自体が、昭和一桁生まれかと思うほどの無口で頑固者という役回りだけに、いじりようがない。
『踊るレジェンド』シリーズは、舞台設定だけは仰々しいのですが、主役を張る人物らは何ひとつ問題を解決できないで終わる。
あっと言わせるようなどんでん返しもない。
見ていてすっきりしない。
便秘も胃もたれも解消されない感じです。
結果がわかっている(エンタメ作品の王道)にも関わらず、そこに到達するまでの過程に、ドラマティックな展開がないため、見ていてストレスを感じる。

タレントのとんねるずが、スタッフの身内ネタをテレビで放送して、視聴者そっちのけで、自分らだけで楽しんでいる。
それと同じ空気をこの映画、というより制作者サイドに感じる。
何がレジェンドだよと、鼻で笑っちゃいます。
100%自己満足でつくられた映画だ。










※ これ以降ネタバレしてます。




































脚本も設定もあまりにもおざなりでダメ。
エリート弁護士の灰島秀樹(八嶋智人)にしても、どこが有能だったのか?
どう見ても、バカとしか思えない。
ヘリクツと人の揚げ足を取ることでしか、有能さとやらをアピールできない。
ひよっこ弁護士の小原久美子(田中麗奈)が、逆に意外性を発揮して有能ぶりを見せるかと思いきや、そのまんまの使えない弁護士だったりする。
そこで最後に、津田誠吾(柄本明)が出てくるか? と思いきや、出てきただけで、何もしない。。。
弁護士がそろいもそろって何がしたいんだか。。。
室井も “捜査を続行する!!” の鶴の一声を発声するだけで、何もしないのだ。
ちょっとはおまえも頭を使えよ、謎解きしろよと思う。
ラストでの室井の落とし文句も、本来であれば、グッと感動して犯人も自供っていう展開になるはずが、悪ガキには全く効果なしときた。(´ー`)┌
とにかく、 “何もしない” が、踊るレジェンドシリーズの特徴なのだ。
あとは勝手に脚本家が、こうしましょう、ああしましょうという後付けのご都合主義ストーリーになる。
何だそりゃ!? の結末にミステリー好きとしては憤慨もの。


室井さんは、成りは大人なのに、弁護士にお弁当作ってもらっちゃったり、新城賢太郎(筧利夫)には、秘技 “裏の手” で釈放させてもらったり、必殺 “独断” で、もげかけたクビをひっつけてもらったり、沖田仁美(真矢みき)には、くの一忍法 “隠密” で、事件の謎解きまでしてもらったり、至れり尽せりです。
みんなにケツを拭いてもらってかわいがられてうらやましい限りです。(´ー`)┌
本当にこの人、有能な警察官僚なんですかね?


これまで踊るレジェンドシリーズを見てきましたけど、このプロジェクトで決定的な欠陥は、脚本と演出以外にないですね。
とくに、脚本は最悪です。
本職のミステリー作家、警察小説やハードボイルド系の作家に書かせた方が良い。
踊るシリーズで面白いのは、警察官僚、警視庁、警察庁といった警察機構の内部事情だとか、権力闘争をストーリーに組み入れたことだと思う。
わたくしもその辺りのマフィア社会のような暗躍した、ドロドロ・ストーリーが好きなんですよ。
けど、それが事件と深く絡まず、表面だけで終わってしまうのがつまらない。
室井が逆境に合いながらも、解決し、ギリギリ首も繋がったという展開ならまだしも、官僚の都合でいいように利用されて、ポイ捨てされるような役だから見ていてストレスたまるわ。
演出も、とにかく見てるこっちが恥かしくなる。
室井をかっこよく見せようとするんだけど、前に書いたが、何もしない彼に全く魅力を感じない。
過剰な見た目重視な演出で、中味がともなわないので、全くかっこよくみえない。
そんな彼より、脇でコソコソ動いていた、新城と沖田の方が光ってました。。。


関係ないですが、本作では警視庁や、警察庁の内部の話がちょろちょろ出てきますが、警察組織のしくみについて全く知識がないので、誰がどこの所属でどういうしがらみでって、全くちんぷんかんぷんでした。。。'`,、('∀`) '`,、
そのへんの相関図みたいなのがあったら、より一層楽しめるのかなぁと思いました。
室井さんは、この人は、えらい人なんですかね?
なんだか、えらくなったり、降格したりで、今度は広島に左遷ときて、どんどこ肩書きが落ちてきてるような気がするんですが。。。





(  ゚_ゝ゚) { 『彼はシロか、クロか?』 いっそのことクロだったら、面白い作品になったのかも。





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交渉人 真下正義 スタンダード・エディション 交渉人 真下正義 スタンダード・エディション
ユースケ・サンタマリア (2005/12/17)
ポニーキャニオン
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::: サスペンス  ::: ★☆☆☆☆



ザコを何人寄せ集めたところで、グレードがアップする映画はないんですね。
改めて納得した映画。(´ー`)┌


『踊るシリーズ』 は、織田裕二あってこその作品。
ユースケの悲愴顔は、主役を張るだけの輝きというものが全く感じられない。
主役は問題外として、作品はとても幼稚でした。
それこそ本編に登場する爆弾魔のよう。
あんな安直な設定で映画にして楽しめるなんて、日本人て本当に裕福な国民。
ドラマにしときなさいよ、まったく。-y( ̄Д ̄)。oO○
貧乏人のわたくしには、とてもじゃないが、金を出してまでも見る映画ではない。
っていうか、何故、ユースケを見るために金を払わなけりゃならんのだと憤慨もの。










※ これ以降ネタバレしてます。




































ミステリー好きには、あの中途半端でしょうもない脚本には頭痛がする。
腹痛もする。 歯痛もついでにしときます?
サミュエル・L・ジャクソンとケヴィン・スペイシー主演の、ハリウッド版『交渉人』(1998年)の出来が良かっただけに、それを超えるような、頭脳戦を期待したのですが、実際の交渉シーンはそれのパクりでしかなかった。
っつか、さわり程度ですかね?
しかも、タイトルが “交渉人” であるにも関わらず、交渉で事件が解決するわけでもない。
わたくしが警察官僚だったとしても、ほんと、真下率いる交渉課なんていらんだろうと思ったね。(´ー`)┌
それに、爆発が2件もあったわりには、地下鉄には一般市民がうじゃうじゃいるわで、緊迫感ゼロの演出ってどうなのよ?
フィクションとはいえリアリティに欠けてる。
なのに、役者だけものすごい気迫で演じるもんだから、違和感がありすぎです。
違和感といったら、地上を犯人探して走り回る刑事役の木島警視もそう。
あんな、警視がいるかよと思うし、おまえは泉谷しげるか?と思うほど、怒鳴り散らしてばかりいる直情脳タリンにしか見えない。
せめて、地下は地下で、地上は地上で、それぞれエピソードがあり、それがラストで交錯していく展開だったら良いのですが、ただパトカーで走り回って、情報をよこせと怒鳴るだけじゃ無能警視としか言いようが無いし、木島の存在理由も必要性無し。
あげくの果てには、真下も木島も、爆弾解除も全てが “勘” で進む展開。
交渉人なんて最も論理性が必要と思われる仕事なのに。。。ありえん。
犯人も、その動機も、どうやって電車を盗んだのかも “不明” で終わる。
やってらんねぇです。


舞台が都会の網の目のようになった地下鉄で、最新式の車両を利用した、テロ事件という設定はとても良かったのですが、いかんせん、脚本が目も当てられないほど最悪でした。





(  ゚_ゝ゚) { 『真下と姿なき犯人の知能戦の行く末は!?』 知能のカケラも垣間見れませんでしたが、何か?





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踊る大捜査線 THE MOVIE 踊る大捜査線 THE MOVIE
織田裕二 (2003/06/18)
ポニーキャニオン
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::: アクション・サスペンス ::: ★★☆☆☆


テレビドラマと映画って違うんだけどなぁ。。。
何をどう勘違いすれば、これが映画になるかなぁ??
たしかにテレビドラマは面白かったよね。
それというのも、日本の警察機構や、現実社会に対しての絶妙(微妙?)なリアル感があり、そのサブい現実感を、笑ってサラっと流せるコミカルな笑いがあったからだと思う。
ドラマの延長線上をただ垂れ流すくらいなら、2時間ドラマで充分。
実際そこんとこが制作者サイドでわかってたんじゃないのかなぁ。
だからわざわざ THE MOVIE なんてタイトルに入れちゃったんじゃないの? (´ー`)┌


ドラマと何が違うって、オーバーな演出ですよね。
青島くんが包丁で刺されてしまった時のシーンや、病院でのリハビリ中の演技とかさ。。。
これがほんと見てて恥かしくなる。
昔のスポコンドラマを見てる気になる。
監督、脚本家含めて、自分に酔っちゃうタイプの人種だなと思いましたね。
あんなベタな演出で、感動しろって無言の圧力をかけられてる気がした。


内容に関しても、刑事事件、猟奇殺人と一見ミステリー風なんだけど、プロットがお粗末で、小泉今日子さんの役割を見ていれば、 『羊たちの沈黙』 のパクりだということがわかる。
ミステリーや謎解き部分に力を入れてないのは一目瞭然。
あくまでも っぽく 見せればいいのだろう。








※ これ以降ネタバレしてます。


























一番、面白くなくさせたのが、青島くんと室井さんの関係でしょうか?
上下関係でなく、仲間関係に成り下ってしまっている。
お互い、分かり合えそうだけど、分かり合えない。
そんなもどかしい関係のままであったほうが良いと思うのですが。。。
それに、青島くんは表っツラは、正義感溢れるさわやか青年ですが、本質は意外とクレバーなヤツで、結果的に正義が通れば、不正もアリという、ずる賢いタイプな人間のはず。
だからこそ、小泉今日子さん演じるカルト犯に、誘拐事件の犯人について聞けちゃうんですよね。
けど、室井さんの方は、誰よりも出世欲が強いわりには、誰よりも実直で正義感も強かったりする。
だから、上司と青島くんとの間で綱引きしてしまう。
けど、あっさり青島くん側に引っ張られてしまっている室井さんは拍子抜けでつまらない。
どちらかに腰を据えるのではなく、グレーゾーンをフラフラして、利己心次第で黒にでも白にでもなる方が彼(官僚)らしい。


はっきり言って、日本社会は青島くんタイプの方が、出世街道まっしぐらだと思いますよ。。。 (´ー`)┌






(  ゚_ゝ゚) { 『湾岸署史上、最低最悪の3日間。』 3日も経ってたっけ?






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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
織田裕二 (2004/06/02)
ポニーキャニオン
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::: アクション・サスペンス ::: ★★☆☆☆


ドラマの延長線上を突っ走ってる作品。
娯楽として観るぶんには楽しめますが、ドラマや映画1作目を観てないとわからないエピソードなどあるので、映画をより楽しみたい人は、ドラマも観ないと厳しい。
 知らないヤツはいないだろう? と言われてるような、傲慢プロデューサーの制作の仕方が鼻につきます。
あと、フジ系列での宣伝もくどすぎ。 
しかしながら、何故観るか? というと、コメディー部分が好きだから。
ちょっとした細かい笑いを見たいが為だけです。 (´ー`)┌










※ これ以降ネタバレしてます。




































内容は映画1作目と同様で、猟奇殺人に、目くらましのオマケ犯罪、湾岸署メンバーへの銃撃と。
パターン化されて目新しさがない上に、ミステリーとしてはご都合主義で強引です。
犯罪者も一見頭が切れそうにみせてるのですが、上っ面(演出のせい)だけで、映画後半になるとバカ丸出し。
しかし、1作目では未成年の犯罪、本作ではリストラされたサラリーマンの犯罪と、社会的な現象を取り入れてるところは目ざといです。
3作目の犯罪者が、真下くんじゃなくてもプロファイリングできそうです。 (o゚c_,゚o) プ

真の適役、真矢みきはお約束通り、筧利夫同様に最初だけ勢いがいいだけ。
しかも顔がキレイなだけで、いまいちパンチが効いてねぇ。
さらに極端な所轄イジメというか、差別? が、またかぁ〜と辟易。 (´ー`)┌
あなた、人間として問題ありよ っていうくらいイジメ抜きます。
『おしん』 か 『忠臣蔵』 観てるみたいだ。
この演出があまりにベタ過ぎで嫌いです。
あまりにも直球すぎて、アホ扱いされてる気さえしてくる。
っつか、ドラマではわりとリアルな警察機構を描いてることが売りだったような気がしますが、どんどんエスカレートしてきてる。
そこまでしなくても誰も沖田管理官の発言に、正当性があるとは思わないって。。。
ただ問題は、女性管理職の扱いがひどすぎます。
これでまた、女はダメ!っていうイメージを根深いものにした。
現実にはこの問題はとってもシビアですよ。
フィクションだからと、笑ってすませられないくらい重いです。
意外性や思いつきといった、軽い気持ちで女性管理職という役柄を取り上げるのはかまわないが、男社会で闘うプレッシャーやストレスを受ける女性の内面にもスポットを当てて、フォローして欲しかったです。


面白かったのは、序盤の旅客船でのSATとの訓練シーンと、ラスト、織田裕二と高杉 亘とのちょっとした笑いのシーンだけ。

突っ込むとしたら、銃撃されたすみれさんへの輸血に必要な血液が足りず、青島くんがカメラで、 『血をください』 と大演説。
たった1人に輸血するだけの血液が足りないと、TVで輸血者を募るほど切羽詰った大病院って東京にありませんから。
そこ、涙を誘うシーンには絶対なりませんよ。
しかも呼びかけるなら、血液型くらい言っておけ。 (´ー`)┌






(  ゚_ゝ゚) { 『所轄に愛を。捜査に信念を。』 あるわけがない。







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