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アイデンティティー コレクターズ・エディション アイデンティティー コレクターズ・エディション
ジョン・キューザック (2006/02/01)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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::: ミステリー・スリラー ::: ★★★★☆



ずっとこの映画が見たくて、DVDを探していた。
2003年の作品なので、かれこれ4年間も探し続けていた。
何で見つからないんだ。。。!? 当たり前だ。
タイトルを間違えて覚えていたからだ。(´ー`)┌
わたくしは、 “モーテル” というタイトルだとずっと思っていた。
確かに、映画の舞台はモーテル。
見つかったきっかけは、有栖川有栖さんというミステリー作家のエッセイだった。
彼がオススメの映画の紹介として、発見したのだ!!
まさに、狼は狼を呼ぶ。 ミステリー好きは、ミステリーを呼ぶってやつか?


そのあらすじは。。。
大嵐の夜、洪水に阻まれ、身動きがとれなくなった11人の男女が、1人の男が経営する一軒のモーテルに宿泊を余儀なくされる。
子供連れの夫婦、女優とその運転手、売春婦、若いカップル、殺人犯を護送中の警官。
交通が遮断され、電話も不通となり、外部から完全に隔絶されたモーテルで、奇怪な連続殺人事件が起きる。
死体の傍らには、ルームナンバーが印された部屋鍵が残されていた。
1人目の被害者には “10号室の鍵” 、2人目の被害者には “9号室の鍵” とまるで、殺人のカウントダウンをするかのように。。。
姿なき殺人犯は一体誰なのか!?


感想は。。。
久々の大ヒット。
映画としてというよりは、ミステリーとして文句なく面白かった。
瞬きしなかったんじゃないか? ってくらい真剣に観た。
脚本が良い。
驚愕のどんでん返し有り。
謎解きものは、構成が綿密にできていないと、どこかでストーリーが破綻してしまうが、矛盾無く観れた。
何よりも、2度見がまたサイコー。

さらに、キャスティングが上手すぎだ。
ジョン・キューザックは、渋いしかっこいい。
特に良かったのが、レイ・リオッタ!! キミだ。
役者としては、ジョン・キューザックの方が断然良いのだが、レイ・リオッタを “警官” という役でキャスティングした担当者は、あれだ、いわゆる2時間サスペンス的なんちゃって犯人像ってやつを知り尽くしてるよ。'`,、('∀`) '`,、
余談だが、医師役で出演していた役者。。。ん?
どっかで見たぞ!
(゜ロ゜) そうだ、以前、TV版『オリエンタル急行殺人事件』で、エルキュール・ポアロ役で主演したアルフレッド・モリナじゃん。
おデブで愚鈍な現代版ポアロを演じちゃった人だ。
こんなところでまたお会いしましたね。(´ー`)┌


どこをどう感想を書こうとすると、ネタバレにぶちあたるので、ミステリーとか、スリラー系が好きな人は、ともかく是非鑑賞あれ。
ただし、この作品は、純粋に犯人当てだけを目的として作られた映画ではなく、作品全体に叙述的なトリックが仕掛けられてますから、ネタバレを先に観てしまうと、全て台無しです。
ですから、以下のネタバレは読まずに観てくださいね。











※ これ以降ネタバレしてます。




































ミステリーじゃないですか!?(ドキドキ)
完全にミステリーじゃないですか!!(ワクワク)
久々の大ヒットな映画だった。
ミステリー小説の中ではよくある “吹雪(嵐)の山荘もの” や “孤島もの” などと言われている、クローズドサークルだ。
それだけじゃない。
連続殺人の被害者達に、一見して何の共通性もないように思われていたが、意外な共通点があるという、ミッシングリンク。
さらに、モーテルで起こる奇怪な殺人事件と、同時に進行していく、もう一つの連続殺人事件に関する再審理のシーン。
ミステリーで頻繁に用いられる道具(クローズドサークル、ミッシングリンク)を使って、2つの異なるストーリーを、巧みに組み合わせて1つのミステリーに仕上げている。
本作は、古典的な犯人当てを目的としたミステリーではなく、作品全体に、ある叙述トリックを仕掛けて、観客を騙す手法で作られている。
その代表とも言える映画が、 『シックスセンス』 であろう。
心理的トリックの一種だ。


本作はミステリーとしては、秀でた作品だと思う。
ミステリーにとって重要なのは、どこまでを観客に見せて、どこまでを隠すかだ。
見せすぎるとトリックがバレてしまうし、隠しすぎるとアンフェアなものになってしまう。
本作はそのラインが明確に、しかも徹底しているだけでなく、かなり大胆に伏線を張っていることが良かったのだと思う。
本篇が始まるまでに、

・解離性同一性障害(多重人格)、アイデンティティー
・5月10日が誕生日
・州都
・モーテル
・娼婦
・頭痛、アスピリン

と、ヒント出しすぎて大丈夫? と心配になるくらいに観客に切り札ともいえるカードを見せてしまっている。
決定的なのが、クレジット(出演者の名前)が表示される時に、アルファベットの一文字だけが残されるのだが、その文字を繋げるとタイトルでもある “IDENTITY” となる。
最初に見た時は、おしゃれな作りだなと感心するだけだったが、2度目に見た時には、思いっきり作品が意図していることを見せてしまっているんだから、その大胆さに驚きである。
勘が良くて、頭のきれる人は、オープニング・ロールとタイトルを見ただけで、トリックには気づくかもしれない。
だが、これが監督が仕掛けたこの映画自体のトリックであるといえる。
ストーリーの半ばくらいで、トリックが見破られるのは百も承知だったのだと思う。
というより、気づいてもらえるように、多くのヒントを観客に晒していたとしか思えない。
そうしなければ、最終的におとずれる強烈なオチのインパクトが薄れるからだ。
謎解きがされる前に、ちょっとだけ早く観客がトリックを見破れば、必ず安心感(油断)が生じる。
そこでアッと言わせるようなオチを持ってくれば、観客はさぞ驚愕するだろう。
監督が見破られたくなかったのは、トリックではなくて、最期のオチだった。
それを見破らせないがために、あれだけのヒントを見せ続けたのか。。。


この作品のうまさは、アイデアにある。
多重人格者が犯人という設定は、今では、多くの小説やドラマで利用され、もっとも作り手側としては、楽で都合が良い設定である。
逆に言えば、見る側にとっては論理性を欠いた、アンフェアと思わざるを得ない状況を作り出してしまう。
がしかし、本作ではその敬遠されがちで、またこのネタかとうんざりする設定をあえて持ってきた。
しかも驚くべきは、現実ではなく、ある意味架空の連続殺人事件に対して使ったのだ。
多重人格者の頭の中で行われた殺人事件にだ。
それを映像という形で観客に見せてみせた。
映画だからこそ成功したのだと思う。
この発想は素晴らしい。



冒頭から、登場人物達がモーテルに宿泊する羽目になる経緯を、時間軸を変えて見せる構成は面白い。
電話が不通になる理由もそこでちゃんと見せているし、警官のシャツの背中に何故血がついていたのかは、構成上最後の方でわかる。
セリフとして説明するのではなく、画で見せる。
こういうシンプルな作り方は好きです。
映画ならではだよね。
全体的にとても芸が細かい。
緻密に設定が作られている。
ただ、若いカップルだけ、省かれているのかが謎です。
必要ないっていえばそうなんですけど、丁寧に作っているだけ何故彼らだけ? と疑問。

第一の殺人と、第二の殺人の見せ方が、スリラー映画っぽくてベターなんですが、すごく怖かったです。
洗濯室の乾燥機が3台グルグル回っているのだが、何故か、ゴトン、ゴトンと洗濯物以外のモノが回っている音が聞こえるのだ。
エドが1台、また1台と止めると、残っていた3台目の乾燥機からゴトンと音がする。
それだけでなく、異様な振動で、乾燥機がグラグラ揺れてるのだから。。。あぁ〜怖い!!
中にあるよ、絶対中にアレが!!
エドが中を探ると。。。(||゚Д゚)ヒィィィ やっぱり。。。
女優・キャロラインの首が!!
こんな演出されちゃうと、梅雨時のジメジメした夜に、コインランドリーに行けなくなるじゃないか!!
第二の被害者ルーは、犯人にナイフで滅多刺しにされるのだが、観客はバスルームで閉じこもっているジニー側の視点に立っているので、何が起きているのかわからない。
バスルームのドアをドンドン叩いていたルーが、誰かの来訪に急に押しだまる。
気になったジニーがドアに耳を当てた瞬間、ドカドカと尋常でない勢いでドアを叩きだすルー。
ジニーじゃないが、わたくしも叫んだよ、 ギャー!! って、ベターな雄叫び上げちゃったよ。'`,、('∀`) '`,、


モーテルでの事件が現実か、否かが疑問となるのは、護送中だった殺人犯が、隙を見てモーテルから逃亡するのだが、何故か再び同じモーテルに戻ってきてしまうというシーン。
まるで、妖精に惑わされたかのようだ。
このシーンでおそらく皆一様に、この映画に違和感を感じるだろう。
人によっては、モーテルに置かれていた、先住民の墓地についてのパンフレットを思い出し、ホラーまがいの話なのか? と思うだろう。
きっと素直な人は、100年前に水飢饉で全滅した、先住民の祟りを妄想したことだろう。
しかし、それ以前におかしいと思う点はいくつかあった。
子供連れの親子の父親・ジョージがおかしいとか、支配人・ラリーとは別人の男の写真が受付のデスクにあったとか、登場人物達が妙にナーバスというか、ヒステリー気味な人ばかりなのかとか。。。
何よりも、交通手段も、連絡手段も途絶えているのに、犯人は一体どこにいるのか? だ。
護送中の犯人? ありえない。
見るからに屈強そうで、頭がイカれた連続殺人犯。
完全なフェイクだ。
彼には顔も知らない泊り客をわざわざ殺す理由が無い。
そんな事してる暇があったら、逃げるに決まっている。
としたら、泊り客の誰か(共犯者を含めて)?
それでもナイフで首を切断したり、滅多刺しにする殺害方法が、こうも短時間に、手際良くなし得るのか?
しかも返り血も浴びずに。
そう考えると、この連続殺人が現実的でなく思えてくる。
まさか、誰かの夢でした! なんて夢オチとかじゃないだろうな。( ̄〜 ̄)
初っ端から、先住民の墓地という話題を出してきたことからも、これもミスリードの一端だし。

謎が、トリックがうっすらと見えてくるのは、エドとパリスの会話だ。
エドは元警官で、ストレスから精神疾患となり、意識障害をきたし休職中であるという話。
そして、エドとパリスの誕生日が、5月という共通点。
ここで、先住民の祟りというシナリオは完全に消える。
一瞬、エドが多重人格者で殺害を行っていたのか? と考えるが、それじゃ、平凡な三流ミステリーじゃないか。
一歩進んで、エドに犯罪を自覚させることが目的で、皆で一芝居してるとか?
だめだ、マリアを車で轢くなんてこと、芝居じゃ絶対に出来ない。
しかも、もうひとつのストーリーでもある、アパートの住人を6人殺害した罪で、死刑が確定しているマルコム・リバースの事件との繋がりが途絶えてしまう。。。


( ̄〜 ̄)ううん。。。 悩んだ。


(゜ロ゜)  あっ。


ここで、気〜づいちゃった♪ 気〜づいちゃった♪ 気〜づいちゃったよ!
マルコムの誕生日が5月10日!!
ま、まさかな。。。
現実にはありえない。
ありえない、けど、これはフィクションか。。。(´ー`)┌
わたくしは、ここでトリックに気づきます。
確信したのが、殺害された被害者の死体が、跡形も無く消え去ったシーンを見た時。
そこまでする必要性はないようにも思えたが。。。

そのトリックとは、モーテルでの一連の事件は、マルコム・リバースという人物の頭の中で行われていたのだ。
マルコムは幼児期の虐待によって、本来1人に1つの人格がそなわるはずなのに、それが分裂し、複数の人格を持つ解離性同一性障害(多重人格)という精神病を患っていた。
1998年にアパートで6人の住人を殺害したのは、その分裂した人格のうちの1人であるとし、弁護側は、殺害を犯したのはマルコムの肉体だが、別人格によるものだと主張。
死刑執行を中止するよう再審理を求めていたのだ。
医師は、殺人を犯した凶悪な人格を抹殺するために、協力的な人格・エドとコンタクトを取り、カウンセリングを行ってきた。
そして、死刑前日を機に、マルコムの中にいる複数の人格を一度に引き合わせて、人格の統合を試みようとしたのだ。

しかし、最も凶悪な人格が生き残ってしまった。
ま、まさか!!(゜ロ゜)
衝撃のオチは、ティミーが真犯人だったことでしょう。
トリックは見破っても、真犯人がいたなんて。。。完敗だ。
彼は、車の爆発で死んだことになっていた。
けど、死体が消えていて確認してなかった。
そうか、彼が死体となって発見されてしまうと、人格が消滅したことになってしまう。
だから死体を消すという不思議なシーンが必要だったのかぁ。。。
ただ、それまで殺害された人格の死体は、結構長い時間存在していたのはずるいなぁ。。。
それにしても、ティミー役の子役の鬼気迫る顔ったら、怖いったらありゃしないよ。。。
凶器をポンポン振って、反対の掌に当てて、 “今から殺るよ( ̄ー ̄)” って感じで準備運動してる仕草が怖い。
ティミーが真犯人だなんて、まるっきり頭に無かったもんだから、2回目見た時は、さらにこの映画が面白く見れた。
ルーや、マリア、ジョージが殺害されていく時のティミーの行動がよくわかるから。
現実では不可能犯罪としか言いようが無いのですが、これが、マルコムの頭の中で起きた犯罪であるということが、猟奇的な殺害方法や、不思議な現象も、子供が犯人であるという点を可能にしている。
目立った矛盾が出るわけが無い。


最期まで、悩ませたのが警官役のレイ・リオッタの存在。
この人をキャスティングした人、えらい!
2時間サスペンスでいうとこの、宮川一朗太的存在だよな。
登場シーンからして怪しい。
いや、もう顔が怪しい。
犯人顔だ!'`,、('∀`) '`,、
警官がたった一人で凶悪犯を護送なんて、現実ではありえないし、無線を使われることを頑なに拒否するし、監禁していた犯人には逃げられるわで、警官らしからぬ言動で、まずは第一容疑者決定。
しかし、ドラマ的には最も疑わしい人物はシロっていうのは相場。
だが、裏の裏をかいて、やっぱりこいつがクロかというパターンも無きにしも非ずだ。
あぁ〜!! もうどっちなんだっ! とさんざんてこずらせてくれたぜ。
結果的には、犯人ではあったが、真犯人ではないというナイスな設定。
ヤツは警官などではなく、それどころか、護送されていた犯罪者だった。
護送中、警官の背中をナイフで刺し殺し、逃亡を計ろうとした凶悪犯だ。
ここまでわかると、シャツの血痕や、無線を使わせなかったり、警官のくせにナンパしようとしてたり、冒頭のシーンが後付けにされた理由がわかる。
このおっさん1人で、この映画のサスペンス性を高めてくれた功労者である。拍手。

それと、ラリーが本当の支配人でなかった、という展開がさらに物語を複雑化させ、面白くさせている。
これはデスク上にあった写真を、エドが手に取って見るシーンや、ラリーが写真を引き出しに隠すシーンで、彼の口から語られる前から予想できる。



すごく面白い映画だったので、星5つでも良いかと思ったのですが、疑問点もチラホラあったので、4つにしました。
1番疑問に思っているのが、モーテルでの最初の犠牲者である女優・キャロライン。
ラリーに8号室の部屋のキーを渡されたはずなのに、携帯電話を使おうと、部屋を出た時、何故か9号室の部屋から出てきたのだ。
あれ? おかしいよ。(−ー;)
後でラリーがキャロラインの部屋から、彼女のサイフを盗むシーンを見たけど、何号室の部屋なのか確認できなかった。。。
また、6号室の部屋に入った若いカップルなんですが、こちらはドアについてる番号が一部壊れて、6が9になってしまうんですが、これは何か意図があってそうなったんですかね?
よくあるミステリーでは、部屋の番号を間違えて、違う人物を殺害してしまう。。。
なんてパターンありますよね?
けど、キャロラインが殺された時に、側にあった部屋鍵は10号室のものだから関係なさそうだし。。。
どうなってんの?
単に、観客をミスリードするための、無駄な小細工ってことなのか?

それと、解離性同一性障害についての認識が、多少違うように思える。
この病気の治療法は、確かに別人格を主人格に統合することが最良であるが、人格は消えても、記憶は残るということ。
別人格がそれぞれ抱えている記憶を、主人格に返すことこそが、人格の統合であって、複数に分断されていた記憶が、1つになれば、殺人を犯したのは自分ではないと言えなくなると思う。
法的には精神病を盾に、罪が軽くなるでしょうけど。
さらに、凶悪な人格は残してはならないと、医師がエドを説得します。
これは、明らかに凶悪な人格は抹消しろと言ってるように受け取れます。
別人格を殺せば、人格の統合が成されると誤解を受けそうなセリフだし、現実にはこんな乱暴な治療はしないです。
この病気の最先端をいく国とは思えない設定ですね。。。



1人の人間の中に、違う人格を複数持つ人間がいる。
本作を観ていると、それぞれが自己と意志をもった1人の人間として、リアルに描いているので、顰蹙だが、にぎやかで楽しそうに見えてしまった。
けど、ラリーがモーテルに住み着く以前に、そのモーテルを経営していたもう一人のラリーや、そのモーテルに宿泊に来たという人物たち。。。
マルコムには、登場してきた11人以外の人格がまだ存在しているはずなのだ。
それを考えると末恐ろしい。
最も恐ろしいのは、マルコム自身の人格、主人格が一度も顔を出さなかったことだろう。
彼は一体どこにいるのか。。。?





(  ゚_ゝ゚) { 『ここに集まったのではない。ここに集められたのだ。』 これだったら小説でも可能だな。





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アナコンダ Hi-Bit Edition アナコンダ Hi-Bit Edition
ジェニファー・ロペス (2005/07/06)
ポニーキャニオン
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::: パニック ::: ★☆☆☆☆


すごく “退屈” なパニック映画だった。

大体にして、蛇だしなぁ。。。
ちっさい蛇だろうが、でっかい蛇だろうが、あんまり恐怖感に大差なくないか?
約10年前に制作された 『ジョーズ』 と比べても、これには勝てないと思えるんだから、相当つまらん映画なんだろう。


それにしても、ジェニファー・ロペスが主演していたのには、びっくり。
この映画最大のサプライズだな。(´ー`)┌
ベタ〜なラテン系なスタイルで登場してましたね。
しかも、太めでおばさん臭い。
今のスマートでクールな印象とは大違いで、ちょっと見、彼女とは気付かない。










※ これ以降ネタバレしてます。




































この映画の最大なミスは、 “モンスター・パニック” と名を売っておきながら、モンスターじゃなくて、人間によってパニック状態になっている点。
蛇の密猟をしているサローン(ジョン・ボイド)によって、窮地に陥れられてるだけで、ちっとも蛇に喰われるシーンなんぞ怖くもなんともない。
サローンの策略で、イライラさせられ、テリー(ジェニファー・ロペス)の鈍くささで、さらにイライラさせられるだけ。
神経を逆撫でするだけのストレスが溜まる映画。
っつか、1番イライラしたのは、ダニー(アイス・キューブ)だろう。
テリーの鈍くささに相当手を焼いたはず。(´ー`)┌





(  ゚_ゝ゚) { 『叫び声さえのみこまれる』 ため息さえものみこんだ。。。





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悪魔の棲む家 コレクターズ・エディション 悪魔の棲む家 コレクターズ・エディション
ライアン・レイノルズ (2006/05/24)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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::: ホラー ::: ★☆☆☆☆


レンタルしました。
本当は 『ダーク・ウォーター』 をレンタルしたかったのですが、全てレンタル中にて、致しかたなく、本作に手を出してしまいました。
79年の大ヒット、オカルト映画のリメイク版です。
けど、嫌な予感はしてたんですよね。
全てのDVDが誰にもレンタルされずに、にんまりとした笑顔で出迎えているんですから。。。(´ー`)┌
しかし、昔見たかすかな記憶を頼りにチャレンジ。


結果、哀しいほどに、笑っちゃうほどに、怒っちゃうほどに、大失敗です!!。゚(゚´Д`゚)゚。
『リング2』 を見た時よりもショックでした。
新作でレンタルしておいて、駄作中の駄作映画を見るとは。。。(ニンゲンシッカク)
何が大失敗っていったら、 怖くない!! ってことですね。
怖いくらいに、怖くない。
正確には、何をもって観客を怖がらせたいのかが、伝わらないため、怖くないのだと思う。
ホラーなのか? オカルトなのか? サイコなのか?
これらがごちゃまぜのチャンポン状態では、見てるほうも怖いと思う前に困惑です。










※ これ以降ネタバレしてます。




































子供の頃に見たときは、すごく怖かった印象があるのですが、今見たら、 『何これ!?』 って笑える映画なのかもしれない。
そんな映画のリメイクだから、尚更つまらなかったのだろうか?


結局のところ本作は、ホラーにしたいのか、オカルトにしたいのか、サイコ・サスペンスにしたいのか、全くもって理解に苦しみました。
タイトル通り悪魔の棲む家なら、やはりオカルト一本でいくべきでしょう。
悪魔の家にそそのかされて、兄によって殺害された少女の霊を登場させる意味はない。
悪魔と幽霊とは違う存在だし、それを一緒にされても収集つかない。
怖がられていた少女の霊が、ラストでラッツ一家を助けてくれる、実は良い幽霊だったというならわからなくもないが。。。
更に言えば、ラッツ一家の旦那ジョージが、悪魔の家の影響で、徐々に人間性を失っていき、家族を殺害しようとするというサイコ・サスペンスな部分もあるので、演出過剰と言わざる得ない。


本作を見て、ホラーともオカルトとも思えず、単純にストーリーを検証すれば、引越ししてきたわいいが、体をムキムキと鍛えているにも関わらず、その中身は意外にも子供よりも繊細な旦那ジョージが、シックハウス症候群を発症。
頭痛や吐き気に襲われ、そのストレスから精神を蝕まれ、妻をバカ呼ばわり、つれ子を虐待。
パニック状態の旦那は、猟銃を右手に、オノを左手に家族を追いまわすサイコ・サスペンス。
幽霊がどうのとか、悪魔がどうのっていう前に、こっちのストーリーの方が、現実的でありえそうじゃないですか?
っつか、これでいいじゃん。(´ー`)┌


それとわたくしの恐怖心を徹底的に削いだ原因は、先住民を虐殺した悪魔のような男の名前が、 “ケッチャム” だったってこと。。。
。。。かわいすぎ。(´ー`)┌





(  ゚_ゝ゚) { 『その真実を知ってはいけない。』 科学的に解明したほうが良いと思った。





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アポロ13 アポロ13
トム・ハンクス (2006/01/27)
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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::: アクション ::: ★★☆☆☆


1995年の作品で、当時結構話題だったような気がする映画なんですが、今の今まで一度も見たことはなかった。
理由は、トム・ハンクスに触手が動かないというのが正直なところです。。。( ̄−  ̄;)
そんなにうまいかなぁ? この役者。
話題性の高い映画に出演できるマネージメント力はすごいと思うけど、それに惑わされているような気がしないでもない。


映画自体は、興味の無い内容だったからかもしれないですが、可も無く、不可も無くです。
事実はどうだったのか知りませんが、トム・ハンクスが宇宙から生還できずに死んで終わるなんてありえないので、必ずハッピーエンドになるのがわかっている映画は、見てて面白いわけがない。
もちろん、劇中はトラブルだらけのシーンが、これでもかこれでもかと押し寄せてくるのですが、どうせ、誰かがどうにかしてくれんだろ? と思うと、安心しちゃって、読書しながらでも見れてしまうぬるま湯感がいまひとつ。


配役にしても、ジャック(ケヴィン・ベーコン)に一体何をさせたかったんでしょうね?
こいつ、絶対悪さしようとしてるな!? っぽいヒールな雰囲気をプンプン醸し出してたんですが、結局は、ヘタレな問題児なだけで、ジム(トム・ハンクス)と、フレッド(ビル・パクストン)の足を引っ張っていただけ。
まだ風疹が発病してウンウン唸っているケン(ゲイリー・シニーズ)が乗船していた方がマシだったんじゃ!? と思ってしまった。(´ー`)┌
さらに、フレッドもケンの風疹が感染したらしく、激弱になっちゃって。。。
宇宙飛行士は何はともあれ、健康第一が一番の仕事じゃないのかよ!?
この映画では、エド・ハリスの渋かっこよさだけが救いでした。





(  ゚_ゝ゚) { 『何に作られたのではなく、何に使えるかだ。』 人間やる気になればなんでもできそうと思った瞬間。





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アンブレイカブル アンブレイカブル
ブルース・ウィリス (2006/01/25)
ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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::: サスペンス・スリラー ::: ★★☆☆☆


昔レンタルで観た時は、とてつもなくつまらない映画だと思った。
それは自分がミステリーという側面からしか観ておらず、オチもすぐにわかってしまい、何より、アメコミ自体嫌いだったせいがあるのかもしれない。
今回TV放映でちょっと気合入れて、真面目に観てみたら、予想に反して意外と面白いことに気づいた。
ブルース・ウィリスの頭を真上から見れたこととか! かなりツルっとしてたよ♪
なんてのは冗談ですけど。 (´ー`)┌

シャマラン監督というのは、子供の時に、お化けがでるからって、夜、一人でトイレにいけなかった人っぽい。
暗闇や見えないモノ、得体の知れないモノに対しての恐怖感が人一倍強くて、常に、何かに、どこかに、怖いモノの存在を感じながら生活している人なのかもしれない。
彼の映画を観ていると、最初から最後まで、意味もなく怖い。
何気ないシーンでも、何かあるんじゃないかと思ってしまう。
どこかで、息を抜けるシーンがあれば、ホッとするのかと思いきや、逆にもっと怖い映画になるような気がする。


この映画が日本受けしないのは、プロモーションのヘタさだったり、暗く淡々と進むストーリー展開だったり、アメコミという日本では不人気なものを題材に選んだからだと思う。
監督がハリウッドをターゲットにしている以上、アメコミはアメリカ人には最も受入れやすいネタなので仕方ないし、ストーリー展開に於いては、ラストのオチを活かすには、ダラダラさせる方が効果的だと考えているのかなぁ?
個人的には、読書が趣味なせいもあるのか、退屈とも思えるストーリー展開は嫌いではないです。
むしろ自然と物語に集中していけるので好きな方かもしれない。

しかしやっぱり、 『シックス・センス』 を超える作品でないことは確かですね。
だからこそ意図的に狙って制作したのかもしれない。








※ これ以降ネタバレしてます。



























この世界に “善” があれば、その対極である “悪” もまた必ず存在する。
コインの裏表と同じで、常に表裏一体の関係だ。
先天性の病気のため、幼い頃から骨に異常があるイライジャは、母親が与えてくれたヒーローと悪者が戦うコミックの世界に傾倒していく。
ヒーロー物のコミックには、人々を苦しめる悪役がいれば、反対に彼らを助ける無敵のヒーローが必ず存在する。
イライジャは、コミックのセオリーを自分の場合にあてはめ、壊れやすい人間の対極には、必ず、 壊れにくい人間=不死身 の人間がいるはずだと考え、ヒーロー(デイヴィッド)を探すために、人知れずテロを起こし、多くの人々を犠牲にしてきた。


イライジャは、引き篭もりがちな子供時代をおくってきており、社会性に乏しく、自分の中の世界観といったら、ヒーロー物のコミックという狭い世界しか知らない。
こんな子供が社会にでて、一見、普通に生活しているように見えても、やっぱりどっかおかしいんだよね。
大人になってから社会生活を送れたとしても、それは、子供の時から学校生活といった、パブリックな社会で様々なことを体験し、築き上げてきた社会性でないため、普通に育ってきた人とは、人間関係や社会に対しての価値観や、受け止め方が全然違うように思う。
そういうのが、変態とかストーカーとか言われちゃったりするんでしょうよ。
言葉で表現すると、 “変わった人” と “変な人” という微妙な違いだ。
イライジャの場合明らかに、 “変な人” の方だ。
どちらも同じ表現であるにもかかわらず、受ける印象は全く違う。
道を歩いていても、“変わった人”は、横目で観察しつつ、クスクス笑いながらすれ違えるけど、“変な人”とは、目も合わせず、距離を置いて足早に通り過ぎようとする。
この両者の違いは、天才と言われるか、病院送りになるかだろうね。。。 (´ー`)┌
イライジャという役柄に近い人種は、現実に、特に日本人に多く存在すると思う。
今まだ発症してない、巨悪になりえるキャリアーとでもいうのか。
ゲームやアニメにのめり込み、その世界にだけしか、価値観を見いだせないアダルト・チルドレンたち。
『電車男』 でオタクがブームになっちゃってるけど、イライジャ予備軍が多いのは確実だろう。 (´ー`)┌
こわ。
日本では、一部のオタク人間による犯罪が目立つだけに、イライジャという人間性や、ラストでのオチは、全く意外性を持たなくなる。
けど、アメリカでは、コミックを始めとするオタクの社会情勢を利用しつつ、日本製アニメの人気も踏まえての戦略が当たったのかなぁ。( ̄〜 ̄)
どちらにしても、アメコミというポップな題材だったからマシだった。
これが日本のオタク系コミックだったら、シャレにならん。 (´ー`)┌


本作を見て、大抵の人達の感想は、 『なんだヒーロー物の映画だったのか・・・』 と思うらしいです。
つまり、アメコミ風に、モダンな形で実写映画化すれば、 『アンブレイカブル』 になるということと受けとめました。
そうだとすれば、斬新な作品だったんだなぁと思う。
今まで、スーパーマンや、スパイダーマン、バットマンといったアメコミを、バカの一つ覚えのように、CGまかせに再現しまくっていたアメリカ人の脳みその事を考えたら、シャマラン監督の作品の方が、はるかにクールで、ハイ・クオリティーなのだろう。
わたくしは映画なのに、古典文学の匂いすら感じた。
おそらく読書が漫画というタイプには、従来のアメコミを実写映画化した作品の方が好まれるはず。
映画の題材にアメコミを利用したのは、監督としてのハードルが低いと思われがちだが、わたくしはそうは思えず、 『ヒーローVS悪役』 という対極は、アメリカ人を皮肉るには最適な題材に思えた。
ヒーローと悪役という表の裏側には、 『神VS悪魔』 という対極が透けて見えてくると思うのは買かぶりすぎか?
わたくしは、シャマラン監督の映画はどこか風刺的というか、教訓的なもの感じるせいもあって、勝手に想像しちゃいます。

キリスト教に対して、チクッと蜂の一刺ししたいけど、おおっぴらにはできない。
だから、ヒーロー・コミックにすりかえてみた。
そんな風に勘繰ってしまう作品でした。 (o゚c_,゚o) プ





(  ゚_ゝ゚) { 『真実を知る覚悟はあるか』 “悪” によって目覚めた “善” とは。。。皮肉ですな。





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