 | ギフト ケイト・ブランシェット (2001/12/21) アミューズソフトエンタテインメント この商品の詳細を見る
::: ミステリー・スリラー ::: ★★★☆☆ |
予想に反して面白い作品でした。
映像のセンスもわたくし好みだった。
始めは猟奇殺人ありの、サイコ・ホラーなのかと思っていたのですが、イメージとしては、映画 『シックス・センス』 に近かった。
シックス・センス(第六感)が、ギフト(超感覚)に変わったようなもんでした。
自分以外の人の運命を、ESPカードを使って見抜く能力を持つ未亡人、アニー(ケイト・ブランシェット)は、3人の子供とジョージア州にある小さな町で、占い師(相談役)として暮らしていたが、息子の教師・ウェインの婚約者・ジェシカが突然失踪してしまう。
ジェシカの父親に捜索協力を求められたアニーは、ジェシカが既に殺され池に捨てられていることを霊感で知る。
超自然的な能力故に、事件に関わらずにはいられなくなったアニーは、失踪事件の謎を解き明かそうとする。
物語自体はとてもシンプルなサスペンスですが、ミステリーとしての部分には力をいれずに、人間ドラマとしての部分に、スポットを当てた作品で良かったと思う。
それには、ケイト・ブランシェットとジョヴァンニ・リビシの演技がドラマ性を高くした。
とくにケイトは、生活に追われた主婦のアンニュイな感じがよく演じられていたせいか、これが、 『ロード・オブ・ザ・リング』 に出演してた王妃さま!?
と思うほどパッとしなかったが、物語が進んでいくにしたがって、彼女の美しさがじょじょに光ってきました。
やっぱハリウッドの女優はきれいだったよ。(´v`)
彼女の表情って、好きだなぁ。
すごくおだやかで、やさしそうなんですよね。
キャスティングでは評価が高いのですが、キアヌ・リーヴスはどうしちゃったんですかね?
暴力的な旦那役を演じているのですが、これはミステリーとしての大穴狙いで起用したつもり?
映画 『スピード』 以外彼の作品を見たことがなかったせいか、
“悪役” が似合ってないように思えた。
顔が整いすぎちゃってるんですかねぇ? ワイルドさに欠けていた。 ノ∀`)ァィター
あと、ケイティ・ホルムズ。。。ラスト近くの謎解きシーンで何故か、ヌードになります!!
え? 何で、おっぱいポロリなのよ? ( ̄−  ̄;)
ハリウッドお決まりのエロシーンがどうしても欲しかったのか?
あれさえなければ良かったのにと、ガックシきました、わたくし。 (´ー`)┌
※ これ以降ネタバレしてます。謎解きの犯人探しに関しては、登場人物が限られているので、絞りやすいと思いましたが、容疑者5人(ドニーを含めて)がそれぞれに、動機を持っているというか、動機になりえる状況をうまくつくっているので、結構悩みました。
ただ、ジェシカの殺害の仕方をみると、動機は怨恨としか思えず、素直に考えれば、第一容疑者はやはり、婚約者のウェインなんですよね。
わたくしは、ウェインと、ドニーに暴力を受けていた、奥さんのヴァレリーを疑ってましたけどね。
オカルト的な部分においては、怖いというよりは、どちらかといえば、神秘的な映像で、映画 『リング』 のように、わけのわからん内容ではなく、映像自体が失踪事件の謎解きヒントになっているので、かなり想像できる範囲でわかりやすかった。
もちろん怖いとこは、怖いですけどね。
ドラマ性としての部分は、家庭内暴力や、性的虐待という、暴力を受けた人間と、アニーとの関係を描いている。
彼らは専門機関に助けを求めずに、アニーに相談します。
彼女は持ち前の面倒見のよさから、カード占いで彼らを助けようとします。
けど、よく考えてみればわかることなんですが、自分の運命を占うことができずに、子供の教育や経済的にも問題を抱えている人間が、他人の問題を解決できるとは思えないですよねぇ。
案の定、中途半端に関わったせいで、バディは不幸にも亡くなったわけです。
もちろん彼女の責任ではないですが、罪つくりなやさしさであることは間違いないと思います。
ドニーが、
『おまえは魔女だ』 と罵倒していた言葉が印象に残りますよ。
占い、予知、超能力、霊感といった能力がもし存在していたとしても、人間社会、現代社会では何の役にも立たない、神様がくれた
“ギフト” というよりは、希望にそぐわない、いらない
“オマケ” でしかないと思います。
ラストでバディの魂がアニーを救いますが、暴力で苦しめられた被害者の扱いは、いかにもハリウッドらしくて。。。┐('〜`;)┌
( ゚_ゝ゚) { 『謎は彼女が解き明かす。』 超能力捜査官にでもなれば?