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コンスタンティンコンスタンティン
(2005/09/02)
キアヌ・リーブス

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::: オカルト・サスペンス・アクション  ::: ★★☆☆☆



アラン・ムーアのアメコミ 「ヘルブレイザー」 が原作。
だそうですが、わたくしはよく知りません。
アメコミ自体が全く興味NOTHINGです。
ついでにキアヌ・リーブスも興味NOTHINGです。

オカルティズムな作品らしいということでTV放映で拝見しました。
冒頭の20〜30分ほど見逃してしまい、序盤から既にストーリーについていけてなかった。
どうやら、キアヌ・リーブス扮するコンスタンティンという男は、刑事かと思ったら霊能力探偵らしい。
そのオカルト探偵・キアヌくんの元に、女刑事アンジェラが、自殺した双子の妹、イザベルの死の真相を突き止めるべく訪れ、天国と地獄というか、天使と悪魔の戦争に巻き込まれるみたいな。。。そんな物語でいいのかしら。(笑)


アメリカの漫画家って、能天気なアクションもんばっかり描いてるヤツばっかでないのね。(´ー`)┌
天使や神はこうあるべきものだとか、悪魔でもこんなヤツがいてもいいんじゃないか、そんな既成概念に捕われない発想は、クリエイターとしては素晴らしいが、キリスト教の文化が浸透しまくっている西洋圏で、よく映画化出来たなぁなんて思う。
発想は良いとして、この原作の発表された年代がいつなのかわからないが、漫画としてはかなり古く、ステレオタイプな作品。
日本でいえば、 『エヴァンゲリオン』 と 『コンバトラーV』 くらいの違いだよなぁ。
ロボットモノには、絶対子供が喜びそうな武器が必要みたいな感じで、本作でも悪魔と戦うための武器をコンスタンティンが使うのですが、それが何ともかっこよくないし想像の域を出ないものばかり。
子供騙しなんですよね。
さらに、オカルト探偵らしくオカルトグッズで、儀式みたいな事をするのですが、その作法にいまひとつ説得力がない。
何で、水を張った洗面器に素足をすっこんで、猫と睨みあいすることで、地獄に行けるのか。。。?
西洋のエクソシストにそんな作法があるのだろうか?
単なる原作者の想像のたまものなのか、説明不足だし全く理解不能。


天使側、悪魔側のそれぞれの言い分で、人間であるコンスタンティンが葛藤するといったドラマがあるならわかるが、天使を冒涜するという暴挙が売り(?)の内容だけに、観る側(主にキリスト教徒)の説得という名の弁解にかなり時間が費やされてしまった。
やけに長く感じた映画だが、結局はラストシーンだけ観とけば、前半から中盤にかけてはいらないじゃんで終わってしまう。
全体的に説明不足に感じたのは、冒頭部分を見逃したせいばかりではないですね。


ただ、キアヌ・リーブスが、ナルシストでMのホモだってことは理解できそう。
というか、ひしひしと伝わってきた。
ハリウッド映画とは思えないほど、ラブシーンがなく、チューすらない。
しかし、悪魔どもにいたぶられるシーン多めのキアヌ。
やはり、好きになれそうにないタイプだ。















※ これ以降ネタバレしてます。






































説明不足の映画、この一言に尽きる。
オカルトティズム溢れる作品だからミステリアスにしたいのか、宗教が絡んでいるから寓話的にしたいのか、不明だが、含みを持たせすぎていて、何が言いたいのかよくわからない。
エクソシストとしての儀式にしても、何故そういう手法になるのか説明がない。
アンジェラの妹が何故、自殺したのかもわからない。
コンスタンティンの命を救ってまでも何故、サタンが彼を地獄に連れていきたがるのかもわからない。
ついでに、本作の何が良くてキアヌ・リーズスが出演したのかもわからない。

わからないこと尽くし。

極めつけが、大天使ガブリエルを悪役にするというキリスト教関係者からクレームがきそうな設定にしたことで、その弁明のための説明が言葉づくしでかなり五月蝿い。
五月蝿いどころか、この説明のために時間を使い尽くしたといっても過言ではない。
個人的には、さすがに三大天使の1人でもあるガブリエルを悪者にするのはだめだろうと思う。
モラルに反するという意味でなく、子供にガブリエルっていう天使は悪いやつなんだねとか納得されても困るから。
説明すんのに骨折りそうですよ。 あ〜めんどくさい。(´ー`)┌
せめて、堕天使で名前のある元天使を使ってくれ。
しかし、ガブリエル役のティルダ・スウィントンは何気にかっこよかった。
元々中世的な魅力がある上に、ヘアスタイルや衣装も、宗教絵画でよく観てきたこれまでの天使像とは異なり、先進的で洗練されていた。
ただちょい悪で、外反母趾だっただけ。(笑)
カルト教のキ印信者みたいな演説っぷりは辟易しましたけど。。。

映画での大天使ガブリエルの役割を重要視しすぎたせいで、ヒーローであるコンスタンティンがいま一つかっこよくない。
結局、全ての問題を解決したのはサタン(悪魔)なんだから全く締まらない。
サタン登場後の30分で、しかも彼の力で全て解決するんだったら、それまでのストーリーまるまる必要性が無い。
コンスタンティンの最終兵器が、他力本願だっていうんだからひどいよ。
本来、ヒーローであるはずのコンスタンティンが役立たずで、天使であるはずのガブリエルが悪者。
そして何より、1番の悪のはずのサタンが、本作では大岡裁きを見せるくらいヒーローらしかったという逆転したキャラクター性が面白い。








(  ゚_ゝ゚) { 『天国と地獄のエージェント』 上からも下からも突付かれそう。。。








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コラテラル スペシャル・コレクターズ・エディション コラテラル スペシャル・コレクターズ・エディション
トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス 他 (2006/04/21)
パラマウント ジャパン
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::: クライム・サスペンス・アクション ::: ★★☆☆☆



特に観たかったわけではないが、付き合いで惰性に観ました。
トム様が稀に見るヒール役です。
どこまでかっこいい悪役を演じられるかが見所ってことなんですかね。


トム様演じるヴィンセントは、凄腕の殺し屋という設定らしいですが、オツムは悪いとしか思えなかった。
ハリウッドらしく体ばっか鍛えて、アクションに力入れているのは良いのだが、人間の行動学的、心理的に見ても、とてもじゃないが納得できない設定。
そもそも、タクシーの運転手を専属ドライバーにして、5箇所もの場所に連れ回すという行為自体自殺行為だろうと思えてならない。
まぁ、最後に運転手を殺そうと思っていたから、印象に残るような言動をしてたのかもしれない。
だけど、それだと二流の殺し屋じゃんてことだよね。
一流だったら、余計な殺しはしないとか、どこにでもいるようなサラリーマンを演じて目立たないと思うが。。。
それじゃ映画にならないか。(´ー`)┌
それが頭を使わないハリウッド流なんですね。

多くの人は、ターミネーターのようなステンレスな殺人鬼をトム様に期待していたかもしれない。
わたくしは、トム様が演じたような割と人間的、というか口うるさい(笑)、インテリの殺し屋って好きです。
しかしながら、ヴィンセントという人間が描ききれていなかった点が悔やまれます。
フラッシュバックのカットでも良かったので、観る側が想像できるくらいまでの描写を入れてくれれば、ヴィンセントとマックス(タクシー運転手)の両者に感情移入出来たかもしれない。











※ これ以降ネタバレしてます。





































マックスがタクシーを暴走させている時に、コヨーテが道路を横切るカットが入るのですが、あの一瞬がなんだかわからないが好きでした。
ヘミングウェイの小説にでもでてきそうな演出。
一匹のコヨーテにしても、ロサンゼルスの地下鉄車内で人が死んでいても誰も気づかない、というくだりなんかも、孤独で非情な殺し屋の生き様と、死に様を暗示しているようですよね。

ヴィンセントという殺し屋の設定は、意外と好きでした。
普通の人がするように、世間話をしたり、マックスの母親にあいさつしたり、憎まれ口もたたく。
だけど、彼の仕事が営業でも、事務でもなく、 “殺し” なだけ。
彼にとって殺しは、商品を売ったり、レジを打つのと変わらない作業でしかない。
しかし、マックスにとっては、別次元の人間にしか映らない。
その対比が面白かった。


きっと、ヨーロッパ映画だったら、殺し屋の人間描写を中心に作るような気がするんですよね。
ハリウッドは、大衆活劇なので、どうしても最後は、マックスよりの視点にならざるおえない。
そのせいで、矛盾した設定になってしまうんでしょうね。
ヴィンセントという殺し屋の設定から、行動まで、現実的ではない。
何より、いつでも簡単に殺せるはずのマックスを、最後の最後まで生かし続けた理由、答えが出せないままジ・エンドでは、宙ぶらりんの状態にされたようで、納得し難いですね。






(  ゚_ゝ゚) { 『その夜は、いつものように始まった…』 検事が鈍くてイライラした。。。






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ゴシカ ゴシカ
ハル・ベリー (2006/07/14)
ワーナー・ホーム・ビデオ
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::: サスペンス・スリラー ::: ★☆☆☆☆


『キャットウーマン』や『X−MEN』と人間離れした役でがんばってた、ハリー・ベリー主演のサスペンス・スリラー。
ルックス的にジェニファー・ロペスが演じてもえんでない? ってくらいイメージがかぶりますよ。
他に、何故この映画にそんなちょい役で? って驚く配役でペネロペ・クルスが出演。

夫が監督している女子刑務所・精神病棟に犯罪心理学者として務めているミランダが、ある嵐の夜、車で自宅に戻る途中、奇妙な少女に遭遇する。
その直後、彼女は記憶を失う。
目覚めたときには、自分が務めている精神病棟に夫殺害の容疑者として収監されていた。
彼女は無実を証明するために記憶をたどるが・・・










※ これ以降ネタバレしてます。




































映画の序盤、不気味な少女に出会うまでは、スティーヴン・キング原作の映画を見てるようで、これから何が起こるのか期待させるような演出は良かった。
期待したのも束の間、ミランダが精神病棟に収監されてからがつまらなかった。。。
ちょっとずつ謎解きのヒントを置いていってくれたら楽しめたのでしょうけど、後半まで、意味不明な謎で引っ張りまくるよ。
ミランダは1人でわけのわからん恐怖心にとりつかれて、喚くわ暴れるわで、彼女の精神が異常なのか? それとも、悪霊のしわざなのか?
病院の関係者がグルになっての仕業なのか? と振り回されました。
また、日本的ホラーとは些か異なるので、全く怖くない。


事件の全貌はというと、ミランダが遭遇した奇妙な少女は、実は4年も前に殺害されていた。
つまり、幽霊っていう設定らしい。
しかも犯人は、ミランダの夫。。。
その夫がまた、変態ロリコン殺人鬼ときた。
そんな性癖が、数年も夫婦でありながら気付かないってありなの?
ミランダの “犯罪心理学者” という肩書きに説得力がなさすぎ。
本作は少女の霊がミランダにとりついて、自分を殺した犯人(ミランダの夫)を殺すという復讐劇なんですが、とりつかれたミランダはえらい迷惑な話ですよね。 (´ー`)┌
お陰で自分の夫を殺しちゃったよ。
夫が変質者だったっていうだけでも相当なショックなのに。
しかも少女が殺されてから4年も立ってるのに、幽霊のくせにいまさら復讐もないだろうって感じです。

現実的に考えると、霊がとりついていたので、私は殺人を犯してません!
なんて話、誰も信るわけがないし、そんなんで世の中通らんでしょう。
なのに、ミランダは無罪釈放。。。 ありえん。
そもそも事件の根源である少女殺しの犯人には、ミランダの夫の他に、変態仲間の共犯者がいた。
ラストでミランダはその共犯者をつきとめますが、そいつに全部罪をなすりつけたんですかね?
次から次へとストーリーとは別の謎がわいてきて映画自体に集中できなかった。 (´ー`)┌

残念だったのが、最終的に霊の仕業だったってことで幕引きしたこと。
本当は霊なぞ存在していなくて、自分の夫が変態殺人鬼と知ったミランダの現実的な犯行と考えられる余地を残して終わらせた方が良かったのでは?
犯人は幽霊? ミランダ? どっちなの? と思わせたほうが面白かった気がします。
だって、彼女は犯罪心理学者ですから、被害者ヅラを装うことなんて簡単だしね。


精神病棟が舞台の映画を見てて思ったのですが、現実に隔離病棟で生活している人達に対する偏見や差別があることも事実で、ソコにいるだけで、話してる内容が全て嘘や妄想だと思われてしまったらと考えるととても怖いです。






(  ゚_ゝ゚) { 『なぜ、私なの?』 霊感心理学者の嘆きです。







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交渉人 特別版 交渉人 特別版
サミュエル・L・ジャクソン (2005/11/18)
ワーナー・ホーム・ビデオ
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サスペンス ::: ★★★★☆


サミュエル・L・ジャクソンと、ケヴィン・スペイシー。
脇役として個性的な演技をするお二人さん。
この二人がメインとなると一見地味に思えますが、始まりから、終わりまで一瞬も目が離せない展開で飽きさせることなく見られました。

アメリカでは、人質事件には必ず犯人側との交渉の為に活躍する交渉人(ネゴシエーター)がいます。
もちろん犯人の為ではなく、人質を生きたまま安全に、無事に解放させることが目的です。
ところが、自分の濡れ衣を晴らそうとその交渉能力を警察側に使う、ローマン(サミュエル)。
管轄外の事件現場で足を引っ張られながら交渉に努める、セイビアン(ケヴィン)。
警察とローマンとセイビアンの三者の信頼関係がゼロなのに、事件解決への気持ちは同じって、そのちぐはぐさが笑えます。


中盤の展開はすごいです。
ローマンとケヴィンの交渉対決は面白い。
トイレに立つ暇がないです。
特に、いかにプロの交渉人と言えど、自分のこととなると見えなくなる部分があるんですね。
前半では、自分の能力の過信からか、同僚の交渉人をおちょくるシーンがあるのですが、ケヴィンと交渉するうちに、交渉人としての基本を忘れかけます。
ケヴィンは当初、自分の仕事に徹底しますが、ローマンと関わるうちに仕事を超えた、人間同士の信頼関係が築かれていきます。
最後には、ローマンと共に真犯人をとっつかまえます。

難を言えば、事件の核心についてがちょっとわかりずらいと思いました。
さらに、アメリカ人ってみんな俺が!俺が! ってはりきるんですね。。。
日本人としては、みんなで協力して解決しようよぉ〜と思うんですが、FBIに介入されるなら、突入だ!って先走るのは、やっぱお約束なんでしょうかね?
そして、あれだけいがみ合ってた警察諸君が真犯人を見つけた途端、散々、犯人扱いしていたローマンにやさしくなっちゃうのは調子よすぎだろ。(´ー`)┌





(  ゚_ゝ゚) { 『IQ180のかけひき』 っつか、訓練だから。。。交渉能力は。





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