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「アザーズ」で注目を浴びた、スペイン発のオカルト・ホラー。
あらすじは、アメリカから、父親の療養のために、故郷のスペインに引っ越してきた一家の家で、原因不明の怪奇現象が起こる。
父親の病状は悪化する一方、7歳の息子ポールも闇を恐れるようになる。
異変に気づいた高校生の長女・レジーナは、母親に相談するが、仕事の忙しさにかまけて、まともに取り合ってくれない。
見かねたレジーナは、ボーイフレンドと共に、家の謎を調べていくうちに、40年前の皆既日食の日に、7人の子供が失踪するという事件を知る。
怪現象をもたらす家と、皆既日食には、ある恐るべき秘密が隠されていた。
奇しくもあと5日で、40年前と同じく、皆既日食が始まるという。。。
感想は、どうにもこうにも微妙としか言いようが無い。
極端に悪くはないし、かといって、優秀とも言い難い。
中途半端? パワー不足? 褒めるべきか、けなすべきかもわからない感じですかね。。。(´ー`)┌
ホラーやミステリー映画として必要な要素はきちんと踏まえた上で作っているので、悪くは無いのだ。
映像的にも笑っちまうような、いかにも作り物的CGなどもないし。
ただ、ホラーやオカルト映画の名作と言われるような作品の、良い演出や設定部分だけをかき集めて作ったような感がある。
家の怪現象、子供が描く不気味な絵、夜勝手に動き出すおもちゃ、父親の狂気的な精神状態などなど。。。
踏襲であり、新鮮さを感じない。
皆既日食というミステリアスな設定を全て無駄にした感がある。
※ これ以降ネタバレしてます。本作では謎というよりは、納得できない事ばかりが残されるので、腑に落ちないです。
オヤジ(マーク)がどこからともなく持ってきた、3人の不気味な人達の写真は何なのか? とか、蓄音機のレコードをかなりフューチャーしていたが、どんな効果があったのか? とか、家を設計したじぃさんは、結局どうなったのか? とか、マークの父親(レジーナの祖父)は、何故、息子を愛せなかったのか? とか。。。
最大の疑問点は、40年前に7人の子供を生贄にする悪魔の儀式が、マークが逃げ出した為に、6人死んだだけで、儀式としては失敗したはずなのに、当時、生贄にしようとした子供(マーク)を、再び皆既日食の日に殺せば儀式が達成されると言う設定。
納得いかない。-y( ̄Д ̄)。oO○
悪魔の儀式っていうのは、ポイント制か?
ポイント溜まるまで使えないってか?
当時は子供だったとはいえ、マークは今はおっさんだぞ。
“7人の子供” という定義に反しません?
さらに、一度失敗したことがあるということは、他にも同じように儀式を行っていて、失敗した人達がいてもおかしくない。
40年経過しても、6人まで生贄にした儀式は有効っていう設定にしてしまうと、もしかしたらそれ以前に、儀式が失敗していた人達の分に加算される可能性もあるかと。。。(*゚0゚)
6人犠牲にしてなくても、3人犠牲にした時点で儀式が達成されてたかもしれなくないか?
意表をつきたいために、観客の目を、ポール(子供)に注目させたかったんだと思うが、儀式としては、失敗は、失敗で、無効にしたほうが良いかと思う。。。
大抵のポイントカードも、1年立つとポイントは失効するしさ。(´ー`)┌
変な設定のお陰で、悪魔もかなりご都合主義なんだと思ってしまう。
本作で1番活躍していたのが、長女のレジーナだった。
制作側は、父親に神経変性疾患というわけのわからない病名をつけていたが、統合失調症は間違いない。
脅迫観念や、分裂症の類。
悪魔と対決するのに、全く持って役に立たないのだ。 この一家の大黒柱は。
妙に腕力があるだけ、足でまといどころか、悪魔と同等の敵と認識した方がいいくらい。
頼れるのは母親(メアリー)だけか? と思いきや、1番使えなかったのが実はこの人。
何かっていうと、 “仕事が忙しい” の一点張り。
挙句には、娘に、 『家にいたくなかったら、出ていっていいのよ!!』 とか、 『わたしとマークが幸せだから許せないんでしょ!!』 なんて、到底親とは思えない発言ぶり。
ヒスを起こし、冷たい言葉を投げつけるのだ。
親の心子知らずというのはよく聞くが、子の心親知らずってのはあまりないように思えるのだが。。。
メアリーも、病気のマークを抱えて、精神的におかしかったようだ。
マークの精神状態が異常なのは明らかであるのに、見て見ぬふりをするメアリー。
看護士なのに、処方する薬を間違えたり、マークが腕をナイフで切った時も、手当てをするよりも、優先順位の低い懐中電灯探しに悪戦苦闘。。。
究極は、マークが呼吸困難になり、応急処置として、気管切開が必要なのに、『わたしにはできない!!』 などとほざき、処置を放棄。。。
あ、ありえん。。。'`,、('∀`) '`,、
そうか、そうか、メアリーもマークの父親のように、マークを愛してなかったんだな。。。(´ー`)┌
なんて思っちゃうじゃないか。
母親としても、看護士としても、リアリティに欠ける設定。
こりゃ、レジーナががんばるしかないわ。(´ー`)┌
しかし、孤軍奮闘したレジーナも、ついでにボーイフレンドも、結局、悪魔に勝てなかったわけですが。。。
ハッピー・エンドではないが、レジーナ、君はよくやったと賛辞を送りたい。'`,、('∀`) '`,、
それにしても、マークの祖父は、あれですか?
悪魔崇拝者ってことなんですかね?
レジーナを緊縛して、ペラペラとえらそうに悪行語ってましたが、こいつが1番おかしいし、全ての元凶。(´ー`)┌
倒すべき悪魔、それはおまえだ。
( ゚_ゝ゚) { 『ひとり足りない。』 足りなかったら、失敗で良いんじゃないかな?