なんですか? これ。。。
期待して観てがっかりでしたよ。
メル・ギブソンにサド疑惑ですよ。
これで映画といえるのか。。。 ひどすぎる作品でした。
12年の構想、私財を投じた壮大な宗教映画らしいですが、時間と経費をかけたが、わたくしには幼稚かつデリカシーに欠けた、サド映画にしかみえなかった。
当然、感動するどころか、気分を害して不快以外の何ものでもない。
この映画を観てどう感じればいいのでしょうね?
イエスに対して憐れみの気持ちを持てればいいのですか?
※ これ以降ネタバレしてます。ストーリーもあらかじめ聖書を知っていることが前提というのはひどいな。
例えば日本の 『忠臣蔵』 をいきなり討ち入りのシーンから見せたとする。
きっと忠臣蔵を知らない人達は、吉良の首を討ち取った時に、勝利の雄たけびを上げる野郎たちの気持ちはわからんでしょうね。 (´ー`)┌
最初から終わりまで、必要以上に意味のない残酷な拷問シーンを入れるくらいなら、何故、イエスを含め弟子や周囲の背景といった、人間ドラマを描写しなかったんでしょうね?
わからないでもない、イエスの受難シーンは、映画として一番簡単かつ楽に表現できるし、万人の観客に受入れやすい。
また、映像的にもインパクトがある。
平たく言えば、悲しみを表現するのに、涙を流し、声を上げて泣けば誰にでも理解しやすいってだけでしょ。
人間であれば、残酷なシーンを笑って見れる人はまずいるわけがない。
それをアホみたいに垂れ流す映像を創る監督は、幼稚で表現力に乏しいとしか言いようが無い。
さらに、スローモーションを多用しすぎでその効果が活かされてない。
わたくしが一番見たかったのは、延々と続く拷問シーンではなく、いかにイエスが復活を遂げたかだ。
どんな演出で、どんな映像で、その神秘的な復活シーンを見せてくれるのだろうと期待してたのですが、復活のシーンはわずか、10秒程度でしかも観客をバカにしてるかのような演出だった。
(#`-_ゝ-)ピキ
とはいうもののちょっと心打たれたシーンがありました。
イエスが鞭打ち刑を終えて、牢獄に連れ去られた後、地面に流れたイエスの血を、タオルやケープでマリアらが拭うシーンがあるのですが、掃除? というよりは、宗教的に意味があると思うのですが、触れることができない傷ついたイエスの身体に見立てて癒してたのかな? と哀しく思いました。
印象に残ったシーンはそれだけですけどね。
残酷だけど感動してしまう、泣いてしまうという映画だったら、 『グリーン・マイル』 や 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』 の方が格上でしょうね。
本作には無い、ただ残酷なだけでなく、ヒューマンな部分を表現できてるからだと思います。
( ゚_ゝ゚) { 『誰も描けなかった、真実ゆえの衝撃』 幼稚で繊細さに欠けた作品に衝撃!!