感染すると10秒で凶暴化し、見境無く人を殺す殺人鬼になるという何とも恐ろしいウィルスが研究所から漏れ、イギリス各地に蔓延する。
感染を免れた少数の人々の生き残りをかけた闘いを描く作品。
監督は、 『ザ・ビーチ』 のダニー・ボイルで、ハリウッド的なホラーとは異質。
人間の中に潜んでいる狂気的な部分を掘り下げてます。
主人公のジムはバイク・メッセンジャーで、事故で昏睡状態になる。
目覚めた時は、無人の病院に1人取り残されている。
病院のベッドで意識不明だったことが幸いして、感染者に襲われなかった。
序盤、無人の病院、ロンドンの街をフラフラと自分以外の人間を探しまわるシーンは、どこかのロックバンドのビデオクリップみたいで、かなりかっこいい映像でした。
※ これ以降ネタバレしてます。最初はソンビを殺しまくる、 『バイオ・ハザード』 に似てるなぁ〜なんて思いながら見ていたんですが、あっちは一度死んでる人間が動き出すゾンビくんなんですが、本作はウィルスに感染してるが、一応生きてる人間なわけですから、殺すことには心理的にかなり抵抗があるでしょうね。
しかも10秒で凶暴化してしまうから、悩んで躊躇してる暇がない。 (´ー`)┌
ジムは彼を含め、男性2人、女性2人と保護を求め、軍の駐屯地まで移動する。
その途中でも感染者軍団に襲われるんですが、そんな危機的状況にもかかわらず、無人のスーパーマーケットを見つけるや、全員で食料を強奪。
けど、のんびり良い酒を選んだりとなんだか遠足気分なのが気になりましたよ。 (´ー`)┌
前半は結構良かったんですが、軍に保護され、軍人たちが女性に目をつけた頃からどっちらけ。。。
軍といったって寄せ集めの少数部隊ですよ。
いつ感染者が襲ってくるかもわからない緊張状態が続いてる中で、女!女!なんてがっついてる場合じゃないっしょ?
しかも彼らはゲームを楽しむかのように、襲ってくる感染者を笑いながら銃で撃ち殺したりと、軍人なんて名ばかりで、既に人間性が崩壊してます。
その狂気さに感染者とは違った恐怖を感じたジムは、女性2人を連れて逃げようとしますが、あえなく失敗。
逆に、軍人らに殺されそうになるが、逃げることに成功する。
そこから、ジムの軍人に対する復讐がはじまる。。。
最初の頃は、誰もいないロンドンで人を見つけては、
“ハロー” と友好的に話し掛け、争いなんて無縁そうだったジムが、感染者に追われ、女性のあとを走りながら、 『置いてかないでぇ〜〜〜』 と叫んでいたヘタれのジムが、軍人達を恐怖のどん底に叩き落とします。
前半の彼のやさしい性格から一転、怖いくらい豹変してます。 (´ー`)┌
女性を助けなければという使命感もあったのだと思いますが、普通に考えたらバイク・メッセンジャーごときが、プロの軍人にかなうわけがない! (´ー`)┌
火事場のバカ力と理解しないといけないんですかね?
しかしジムは人間性を失う一歩手前で、何とか駐屯地から無事脱出できますがね。
笑ったのが、感染者が凄〜く速く走ります!
ものすごい勢いで追いかけてきます!
ゾンビのようにズルズルと、ゆっくり近づいてくるのも怖いですけど、走って追いかけてくる方が余裕がないからもっと怖い。。。 (´ー`)┌
視点を替えると、追いかけ、逃げ回る姿はコメディのようで笑えます。
さらに突っ込めば、感染者同士が襲い合いをしないのが謎です。
皆、そろいも揃って感染してない人間を見分け、追いかけます。
あと、軍人達が女性2人をおいしく喰っちまおうとするシーンで、何故かビビッドな赤いイブニングドレスを着せようとします。
(゚▽゚;) えっ。。。? なんで?
どうせすぐスッポンポンにしちゃうんでしょ?
なんだか知らんが、軍人達は服を脱がせる事より、ドレスを着せることに執着しすぎでした。
( ゚_ゝ゚) { 『わずかな未来は始まっている。』 大勢の感染者も残ってるね。。。 どうすんの?