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アンフェア the movieアンフェア the movie
(2007/09/19)
篠原涼子

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::: サスペンス・アクション  ::: ★☆☆☆☆



わたくしは、本作のドラマ版を1本も観ておりません。
人様によると、登場人物全員が怪しく、誰が裏切り者なのかわからない、という状況の中起きる事件を解決していく、心理サスペンス刑事ドラマだと聞きました。
しかし、本作を観てみると、心理サスペンスというよりは、サスペンス・アクション映画だった。
しかも、ハリウッド映画の、 『ザ・ロック』 と 『ダイ・ハード2』 を足して割った劣化コピーもいいとこ。
真似しておいて、出来が酷いんだから目も当てられないですね。(´ー`)┌


ドラマでちょっとウケたからって、大根・篠原涼子主演で映画だなんて、清水の舞台から飛び降りるとはこのことだ。
全編通して安っぽい映像に、昨今の子供でもおかしいぞと突っ込むと思われるほどの設定のいい加減さ、安直さ、大人が真剣にこの映画を創っていたとしたら、制作者はそろいも揃っておめでたいマヌケとしか思えない。
根本的に、この映画で何が主張したかったのか、といったテーマ(主題)が全く伝わらない。
ドラマの延長線というだけなら、映画である必要性は全く無い。
2時間ドラマですら十分というか、贅沢とさえ思える内容なのに、続編があるような終わり方までしている点が非常に腹立たしい。















※ これ以降ネタバレしてます。






































おそらく本作を観た誰もが指摘するであろう点が、いくらセキュリティが万全といっても、ワクチンが3つしか用意されていないほどの病原菌を管理している研究施設が、同じ病院の施設内にあることがおかしい。
絶対ということはこの世にはないのだから、誤まって研究者が感染して、他者に移る可能性は否定できない。
それが、治療目的に通院している病人に、万が一感染したらどうすんだよ。。。?
ただでさえ病院では、二次感染を予防する上で、院内でのマスク着用が推進されているのに。(´ー`)┌
また、病原菌を奪う作業シーンで、戸田(成宮寛貴)が作業代の角に防護服を引っ掛けて破ってしまうが、コードが引っ掛かるとか、転ぶといったアクシデントで、万が一にも防護服が破ける可能性は十分にある。
だからこそ、研究室に置く用具や部品に、徹底した配慮が必至なのは最低限のはなしであり、作業場所が異様に狭いとか、設置されている備品等に鋭角的な部分があるなんて危険極まりなく有り得ない。
さらに、万全のセキュリティのはずなのに、何故か、雪平と三上は下水道(?)っぽい場所から難なく侵入に成功しているのは明らかにおかしい。
銃器を携帯したSPが守る警察長官を楽々拉致でき、一介の警察官すら易々と侵入できる。
こんなんで最新システムを導入した完全警備体制とよく言い張れたと、ある意味感心すらしてしまう。(笑)
管理する人間も、最新システムとやらの機械も全てが抜け作である。
こんなたるんだ施設が、SAT(の裏切り部隊)の目に止まる以前に、中東の危ない国とか、北朝鮮のテロリストに見つからなかっただけでも奇跡と思え!


問題は事件の舞台だけにはとどまらない。
雪平の娘を助けようとして、戸田に殺害された看護婦なんですが、戸田はマスクをかぶっていて顔はわからないはずなんですよね。。。
なのにいきなり撃ち殺すなんてありなのか?
病院にいた人間を解放したことからも、当初の計画としては、犠牲者を出すことは考えていなかったはず。
しかし、戸田は仕方なくみたいなことを言ってましたが、全然、仕方ない状況ではない。
銃で脅して病院から強制退去もできたはずだし、防火シャッターを利用して移動できる区画を限定することも可能なはず。
っつか、そもそも病院が休日の日に行動を起こせば、少なくとも外来患者だけは視野に入れずにすむから、それに伴なって病院関係者も少ないはずで、テロも楽に実行できるはず。。。
全くもって合理的ではないこのテロ集団は。
他にも、眼にケガをして包帯グルグル巻きだったはずの雪平の娘は、いつのまにか包帯を取り、しかもしっかり眼が見えている。
あれ? 私的には、眼が見えなくて、テロリストだとわからず行動を共にしてしまうみたいな、ドキドキのシチュエーションを想像していたのですが。。。
病院に易々と侵入した雪平も、隠密行動が必至にも関わらず、堂々とハイヒールをカッツンカッツン響かせ大胆に走りまわる。(笑)
蓮見(濱田マリ)は、よだれ垂らして居眠りでもしていたんでしょうかね?
絶対見つかるっつ〜の。(´ー`)┌
見つかった薫ちゃんは、ナース・エンジェルも、警察長官も殺害されているにも関わらず、何故か殺されずに捕虜となるのも有り得ない。


テロリスト集団の正体は、元SAT隊員・後藤(椎名桔平)をボスとした、彼らの教え子である現役のSAT隊員なのだが、この辺りの設定は、 『ダイ・ハード2』 にくりそつだ。(笑)
後藤が主犯と思いきや、ミステリーに疎い脚本家なのか、斉木(江口洋介)を使うことで、おもいっきりミスリードに失敗している。
それもこれも交渉の窓口に何故、斉木を指名したのか? その納得できる答えが出されなかったからだ。
この時点で、えぐっちゃんが黒幕というか、警察側を裏切る大悪党なのね。。。と読めてしまう。
こうなってくると、この作品の最終話(映画かドラマになるかわかりませんが)になるものがあるとしたら、そこで姿を現すラスボス(黒幕)は、三上薫(加藤雅也)だろうと予想しますね。(´ー`)┌

大犯罪を犯すにはあまりにも素直で人の良い後藤に、人を裏切り、殺すことはお手のものだが、高飛びする準備をうっかり忘れて、うっかり殺された斉木、そして、欲をかきすぎて、金どころか命をを失った、詰めの甘い不二子ちゃんみたいな蓮見。。。
などなど、犯罪計画に不適当な輩ばかり。

何よりも1番ひどいのが、バンバン人が死んでいく、というどこかのゾンビを殺し捲くるゲームを見ているようだったこと。
死にすぎだろうに。。。
いとも簡単に銃で殺す。
これだけ殺すことで、何を訴えたかったのか。。。?
それが全く伝わらず、理解に苦しむ。(´ー`)┌


ところで、娘にワクチンを打つことに成功した雪平ですが、肝心の自分に打つワクチンはどうしたんでしょうかね。。。












(  ゚_ゝ゚) { 『雪平夏見、最後の事件』 2とかやめてね、ほんま。








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雨の町 デラックス版 雨の町 デラックス版
和田聰宏 (2006/08/25)
ジェネオン エンタテインメント
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::: SF・ホラー  ::: ★☆☆☆☆



ど、ど、どうしてくれよう!
この怒りをどこにぶつけたらいいのだ!?
この映画を観て、満足する観客がいるのだろうか?
レンタルで良かった、っつか、レンタルでもくやしすぎる。
350円返せ!


原作は、有名作家の菊地秀行。
あらすじはというと、ある町で、内臓の無い男児の死体が発見されるという猟奇的な事件が起きた。
オカルト雑誌を発行する出版社のルポライター・兼石が取材をする為、遺体が安置されている病院へと向うが、死んでいるはずの死体が、突如として起き上がり、病院を逃げ出す現場を目撃してしまう。
町役場で事件の情報を収集した折り、近くの過疎化した山村で、35年前に児童の集団失踪事件があったことを知り、その村の資料館(廃校になった学校)を訪れる。
そこで展示されていた卒業アルバムに、先ほど病院に安置されていたはずの男児の顔写真を発見する。
35年前の姿形で現れた少年、しかも既に死体であったにも関わらず生き返った少年には、恐ろしい秘密があった。。。


あらすじだけ見るとミステリー・ホラーであり、わたくしのストライク・ゾーンでもあり、とても面白そうだったのですが、あらすじだけ読んでやめときゃよかったです。(´ー`)┌
序盤は演出がホラーらしく怖くて良かったのですが、途中からSF・ホラーになっていきます。
ていうか、東南アジア制作の勘違いホラー映画のようです。'`,、('∀`) '`,、
もう笑うしかない。
こんなDVDをレンタルしてまった自分を嘲笑うしかない。。。
寂寥とした過疎化した山村に、不気味な土葬の墓、廃校と、どうにでも怖くなる要素はたくさんあったのですが、脚本の根幹となる部分が、最悪としか言いようが無い。
何より、 “雨の町” というタイトルな割には、雨が物語りに関係していないっていうのがバカにしている。
これだけ視聴者をナメた作品も珍しい。(´ー`)┌










※ これ以降ネタバレしてます。




































基本的に脚本が有り得ないです。
そもそも集団失踪した理由が不明。
雨と言い伝えの因果関係も不明。
何一つ納得がいかない。
しかし、ここは一つ無理やり物語を考えてみよう。
野鳥のカッコーがどうやって孵化し、成長するかという話が物語で語られるが、これが重要なヒントである。
つまりは、異星人は自分達で子供を育てることが出来ないか、それとも地球を乗っ取る手段だったのか、わかりませんが、地球人の親に、自分ら(異星人)の子供を育てさせることが目的だったとする。
その為にまず、異星人の親は、地球人の子供達を集団で誘拐する。
このせいで村では子供達の集団失踪事件となり大騒ぎとなる。
異星人の親どもは、地球人の子供に似せた姿形にした異星人の子供を、地球人の親に気づかれないように返そうとした。
もしくは、地球人の子供達の体を乗っ取った異星人の子供を返そうとしたが、人格も性格も変わり果て、凶暴になり親を噛み殺す子供となってしまった。
その為、村ぐるみで失踪した子供は殺さなくてはならなくなった。
こんな展開でどうですか?
原作を読めばもっと理に叶ったストーリーなんですかね?
それにしても、地球人に育ててもらうこと、もしくは、地球乗っ取りが目的だったとしても、親を噛み殺したりしたら、意味なくね?
論理的じゃないし、本末転倒っていう気がします。
わたくしの理解力ではこれが精一杯です。(´ー`)┌


脚本も最悪だったが、後半の演出も最悪だった。
ものすごく陳腐な出来で、前半とは比べようが無いほど。
今のJホラーはハリウッドでも認められてるいほど、レベルが高い質になっているのに、昭和の怪談映画みたいな映像には失笑。
さらに、役者も最悪だった。
主役の和田聰宏は、なんちゃって浅野忠信みたいだったし、彼も含めて、物語の中心的役者の演技がお遊戯並みなのは勘弁して。
ほんと、勘弁して。。。






(  ゚_ゝ゚) { 『その言い伝えは本当だった』 そんなもんあったっけ?





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AKIRA DTS sound edition AKIRA DTS sound edition
大友克洋、 他 (2002/12/21)
ジェネオン エンタテインメント
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::: SF・アクション / アニメ ::: ★★★★☆


大友克洋 原作・監督による伝説的アニメ。
よもや知らない人はいないはず。

わたくしは当時(80年代)コミックにえらくハマり好きで読んでました。
わたくしのハードロマン、バイオレンス好きはこれが起点といってもいいくらい。
見る人によっては、色気のない雑な画らしいですが、わたくしは手放しで大好きです。
しかし最新映画 『スチーム・ボーイ』 は、なにやら宮崎チックな映画に成り下ってる模様でガックリしてます。


本作で頭が痛かったのが声優陣でしょうか?
なんですか? あのへったくそな演技は。
特に金田と鉄雄役の声優には参った。。。
当時としては破格の制作費を投じたのはずなのになぁ〜
もちっと気合入れてくれよ。 (´ー`)┌
観てるほうが恥かしくて、ストーリーに集中できませんよ。
後半は、大分慣れてきたので耳障りでなくなったが。。。


今じゃ珍しくもない近未来の都市を舞台にした世界観はうまく表現できていたと思う。
不良少年のバイクでの暴走、反政府ゲリラのテロ活動、怪しい宗教団体と、バブリーな日本だったら遠い未来の夢物語ですみそうだが、現代では非常に身近な現実となってしまった。
長編コミックをまとめるのは大変だったと思われます。
ストーリーがスピーディーに進みすぎて、厚みを欠いたようでもったいないと思った。

なつかしかったのが、キヨコとタカシとマサルの若年寄りとでもいうのでしょうか。
相変わらず不気味でした。
コミックで初めて見た時は、滅茶苦茶インパクトありましたよ。
マモーかよ? と思ったくらい酷似してるところも笑った。 (o゚c_,゚o) プ
けど、見慣れるとかわいいやつらですが。

本作は、演出だとか音楽だとか、見所はたくさんあるのですが、わたくしはなんと言っても、金田と鉄雄の人間関係に尽きます。
二人の生き方というか、生き様の対比が面白かった。
金田はおちゃらけてみえるが、狡猾で度胸もあり、ここぞと言う時はビシッと決めるヤツだ。
まさにボスキャラっすね。
それに反して、鉄雄は神経質で詰めが甘く、コンプレックスを抱えてる。
現実でもよくあるシチュエーションだ。
何でもそつなくあっさりとこなしてしまうヤツがいて、そいうヤツは大抵尊敬され、ボス格だったりする。
自分がボスだという自覚が仲間意識を強くさせ、必要以上に仲間を守ろうとする。
当の本人はそんな意識も悪気もなくやっちゃうもんだから、それをコンプレックスに感じ疎ましく思うヤツもいる。
そんな屈折した関係にある金田と鉄雄だけれど、結局、鉄雄が最後に助けを求める人間は、金田しかいなかったし、金田も多くの人間を傷つけた鉄雄を、けして見捨てることが出来なかった。
友情というよりは、兄弟の感情に近い複雑な心理が描かれてるのが良かった。





(  ゚_ゝ゚) { 金田くんの名前って何。。。?





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