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THE 有頂天ホテル スペシャル・エディションTHE 有頂天ホテル スペシャル・エディション
(2006/08/11)
役所広司

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::: コメディー ::: ★☆☆☆☆



何だこの映画は。
ただただあきれるばかり。
脚本家として名を馳せている三谷幸喜が監督した映画。
2008年6月に最新作 『ザ・マジックアワー』 が公開されるのを機に宣伝として、TV放映されていたので観ました。

三谷幸喜といったら、TVドラマ 『古畑任三郎』 が1番有名な、脚本家としての作品だと思う。
彼が手掛けたTVドラマや舞台の脚本は概ね良好だと言われている。
わたくしは、ほとんどドラマを観ないので、脚本家としての評価はよくわかりませんが、 『古畑任三郎』 に関しては高評価してます。
しかし、監督としての力量は。。。というと、最低といっても過言ではない。
良い選手が良い監督になれるとは限らないの典型。
良い脚本家が良い監督にはなれなかったとしかいいようがない。
本作しか映画は観た事が無いので、これ1本で評価するのはあれですが、たった1本の作品が下の下としか言いようが無いと、他の作品も似たり寄ったりとしか思えない。
誰か彼の暴走というか、妄想を止めてあげれる人がいなかったんですかね?
あれじゃ、裸の王様だ。(´ー`)┌


ジャンルとしては、コメディーなんですが、びっくりするくらいに笑えない。
どんなおバカ映画でも、1回か2回くらいは、笑えるところはあると思うのですが、本作に限っては、1回も笑わなかった。。。これって、コメディーって言えるのか?
ある意味、ホラーなのか?
豪華なキャストも、1人々のエピソードを細かく入れすぎて、どこに見所を見いだせばいいのかわからない。
群像劇とは良く言ったもので、楽屋落ちなノリでドタバタと騒がしいだけの内容であり、ドラマとしても盛り上がらない。
一言で片付けていいのなら、 “退屈” なだけの映画。














※ これ以降ネタバレしてます。











































邦画はここまで落ちたかぁという印象しかない。
映画の楽しみ方は人それぞれだし、見方もいろいろあると思うが、私的には、脚本は当然だが、キャスティング、演技、映像、音楽と、総合的な世界を楽しみたいんですよね。
本作の場合、脚本家の為の映画にしかなってないところがひどいんだよ。
群像劇としてますが、一応主役は役所広司なわけです。
しかし、出番が多いわりには目立ってない。
じゃ、誰が目立ってんだっていっても、松たか子でも佐藤浩市でも香取慎吾でもない。
1人前へ出過ぎなのは、脚本家の三谷幸喜だよ。
脚本が目立つように、監督・三谷幸喜作が作った映画。
物語の構成が何よりも重視されているから、こんなつまらない、くだらない映画が出来るわけだ。

フィクションとはいえ、あんなホテルないよと誰もが思ったはず。
リアリティーを殺してでも、ぐちゃぐちゃにこんがらがった糸のような物語にしたかった。
その緻密に組み立てられた構築具合を見せびらかすには群像劇が丁度いいと、必要も無い豪華なキャスティングにしたわけですね。。。
緻密っていっても、観てる側からしたら、ただドタバタと慌しいだけでしかない。
致命的なのが、コメディーを売りにしている脚本家なのに、全くもって笑えないということ。
笑いの演出があまりにもあざとすぎるし、幼稚。
押し付けがましくてうざい。
わざわざ笑いどころを誰にでもわかるように作るなんて客の感性を嘗めている。
見た目で笑わせる、シモネタで笑わせる、こんなのど素人でも出来る最低の笑いだ。
1番ひどいのが、役者のパーソナリティを、あらかじめ観客が知っていてこその笑いだったりする。
そんな最低の笑いが、ギターを背負った従業員、オカマっぽい唐沢寿明に、顔を白塗りにした伊東四郎、幸せになれる人形、鹿のかぶりもの、アヒルの迷子。。。だとさ。
笑わせようとしている部分が、どれもこれも幼稚。
これ、子供用に作ったコメディー映画じゃないですよね。。。?
まだドリフのコントの方が笑えるというもの。
三谷幸喜の精神年齢の低さには寒気がする。。。
ハリウッドでアカデミー賞をいつか取りたいとかほざいてますが、日本のアカデミー賞すらかすりもしないのに何を言うかって話だ。
それ以前に、こんな幼稚な映画を、他国の人には絶対に観せたくないと思っているのはわたくしだけではないはず。


役者のキャスティングにしても、サプライズが無い。
皆、それなりの役柄についている点も面白くない。
ちょっとびっくらこいたのが、歌手役として歌を披露したYOU。
役でなくても、この人元々歌手なのに、むちゃくちゃ歌が下手だった。
歌唱力どうのっていう前に、あのひどいダミ声というか、アヒルが首を絞められたかのような声をどうにかしろと言いたい。
ハスキーボイスでジャズはかっこいいのだが、あいつのは魚河岸のオヤジ並にひどい。(´ー`)┌
完全にキャスティングミス。
篠原涼子と役をチェンジした方がまだましというもの。
他にも松たか子や唐沢寿明、オダギリジョーの役に必要性があるのか?
時間調整の為に作られたような役。
また、演出が舞台風なので、オーバーアクションで全くリアリティが無い。
1人々に与えられたエピソードが、どこにでもあるようなありふれたものばかり。
あくまでも重要なのは脚本の構成であって、ドラマとして必要なエピソードはどうでもいいらしい。
そんな陳腐なドラマを観せられても、誰にも、何にも感情移入なんかできない。


最低な映画は星の数ほど、砂の数ほどありますが、喜劇なのに笑えない、これほどつらく、苦痛な映画はない。









(  ゚_ゝ゚) { 『最悪の大晦日に起こった、最高の奇跡。』 最悪の脚本で出来た、最低の映画。








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姑獲鳥の夏 プレミアム・エディション 姑獲鳥の夏 プレミアム・エディション
堤真一 (2005/11/25)
ジェネオン エンタテインメント
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::: ミステリー ::: ★★☆☆☆


原作を読んでからにしようか、どうしようか、迷ったのですが、借りてしまいました。
本当は原作の方が面白いのかもしれませんが、原作の枕にでもなりそうなほどの、無駄な情報量を読むのは根気がいりそうだったので。。。


感想は映画としては面白くなかったです。
原作と同じで無駄なシーンが多すぎるし、サスペンス性にも薄いので眠くなる。
怪奇的現象の薀蓄、心理学的知識の薀蓄に加え、ミステリーとしての謎解き。。。と、情報量があまりにも多いので、1回観ただけでは理解しずらいと思います。
個人的には好きなミステリーの分野なのですが、原作も含めてシリーズ化するなら、もっとシンプルに出来ないものかと思います。
そうすれば映画ももっとわかりやすく、纏まりのあるものになるかなと思います。










※ これ以降ネタバレしてます。




































キャストが最悪だった。
原作を読んでいないので、マッチしているかどうかは別にして、原田知世の稚拙な演技は致命的だった。
彼女には、演技音痴症候群という病名を与えてもいいほど。(´ー`)┌
昭和27年という時代設定で、セットもそれらしくしているにしては、出演者のメイク、演技、演出が現代的なので、古臭さを感じれなかった。
ほとんどセットでの撮影というのは、全体を通して観ると、安っぽい映像にしかならないので最悪です。
このご時世に、昭和の背景を求めるのは酷なのかもしれませんが、役立たずで、名前ばかりの役者に金を掛けるんだったら、もっと他に掛けるところがあるだろうと思う。
以外だったのが、永瀬正敏ですかね。
個人的なイメージは、アウトローっぽいワイルドな感じがあるのですけど、精神薄弱な、内にこもるネガティブな役は不思議とマッチしていた。


演出に関しては、フラッシュを多用した最悪な映像には参りました。
目に悪いからやめろ!
ラストもオチが読めてしまう。
ヒロインは自殺して、呪われた屋敷は焼かれてしまう。。。なんて、当たり前な演出。
ただ、いしだあゆみを足蹴にする原田知世には笑いましたが。(´ー`)┌
それと、音楽も最悪だったなぁ。


ミステリー部分においては、トリック(双子の入れ替え)や犯人の動機(性的虐待)など、安直なプロットでした。
あまりにも安易じゃないですか?
原作者の京極夏彦は、妖怪を切り口にしたミステリーを売りにしていると聞いたのですが、全くの逆で、ミステリーを切り口にした、妖怪薀蓄(ほとんど趣味でオタクです)を広めたかっただけな気がする。
それほどミステリーとしては大したことはない。
個人的に嫌悪感を感じるのは、原作者のナルシストで、自尊心の強いところでしょうかね。。。?
映画にもずうずうしくセリフつきで出演して、嘗めた演技までしちゃってる。。。
自慢話をしたくてしょうがない子供と同じで幼稚です。





(  ゚_ゝ゚) { 『あなたの憑物(つきもの)、落とします。』 落とした方がいいのは、原作sy、、、、





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海猿 海猿
伊藤英明 (2006/04/19)
ポニーキャニオン
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::: 青春・ドラマ ::: ★☆☆☆☆


NHKドラマで国分太一主演を先に観ていたので、映画はちょっとキレイに作りすぎと思う。
確かに海上保安庁の全面協力というだけあって、舞台セット(見た目)は本物で良い。
しかし間違いなく海上保安庁の仕事を誤解してる人々が続出してるんだろうね。 (´ー`)┌
青春活劇!! だから仕方ないけどね。 (o゚c_,゚o) プ


巷では 『愛と青春の旅立ち』 のパクリだと言う意見もありますが、そうなの?
『愛と青春の旅立ち』 観た事ないんですよ、わたくし。
特定の映画を名指ししなくても、物語のパターンはありがちなもので、そんなタダで拾ったモノで映画作って、金儲けしようっていうんだから図々しい。
次々とストーリー展開がわかるのは面白くない。
そろそろチビノリダー死ぬんじゃない? と思えば死ぬし。
仙崎と三島が相棒になって、三島ピンチになるんじゃね? と思えばそうなるし。
スタッフはとことん視聴者をなめてるのか?
それともマンネリ時代劇・水戸黄門のファンなのか?
大掛かりな映像を求めた(出費)ツケで、脚本がおざなりに?
コメディー部分においても、TVドラマ 『トリック』 ほどのざぁ〜とらしさはないが、『これ、笑えるでしょ? 面白いよね?』 ってグイグイと押し付けがましい笑いは最悪。
キャスティングも、加藤あいの役どころって必要なの?
彼女自身のエピソード自体、物語上どうでもいい内容だし。
彼女が訓練生と関わることによって、何が得られたかが描けてない。 (´ー`)┌


この映画で何よりも重要だったポイントは、源教官が投げかけた、究極の問題に仙崎はじめとする訓練生がどう答える(行動する)か? ですよ。
それは教官自身が何年も、自分に、大勢の訓練生に問い掛けてきた難題であり、その答えを一番欲していたのも実は教官自身。
そう考えるとこの映画での真の主役は教官なんじゃ。。。?
その問題一つでさんざん引っ張ったわりには、答えが何の捻りも、意表をつくものでもないのがある意味ビックリ。
映画を観て感じたことは、スタッフ関係者は少年ジャンプの見すぎじゃない?
お決まりの “努力・友情・勝利” の3原則にかなり影響されてるね。 (´ー`)┌
そんなものより、古典文学・映画を勉強しなさい。
器ばっかり高価で美しくても、その中におさまる料理が不味かったら意味が無い。





(  ゚_ゝ゚) { 『カッコつけてちゃ、命は救えない。』 演出は美化しすぎですが。。。






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