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巷説百物語 狐者異 巷説百物語 狐者異
渡部篤郎 (2006/01/28)
松竹
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::: 時代劇・ミステリー・コメディ ::: ★★☆☆☆


レンタル致しました。
“スタイリッシュ時代劇” というふれこみなんですが、どう見ても “スタイリッシュ仕事人” にしか見えなかった。。。
純粋に妖怪退治の物語なのかと思っていたので、拍子抜け。
時代劇が好きな人からしたら、これを時代劇と抜かすなと言われそうなほどくだけちゃってます。


前半のコメディタッチな展開がとても良かったのですが、割と早い段階で謎がわかってしまうのと、メロドラマ風三文芝居で、見え透いた底の浅い人間ドラマがダメでした。
ここまでくだけた時代劇を見せておきながら、お涙頂戴の人情物語にしないで欲しい。
それが通用するのは、 『必殺、仕事人』 までだと思う。
痛快に突っ走っていて気持ちよかったのに、突然急ブレーキをかけられ渋滞運転されガッカリ。










※ これ以降ネタバレしてます。




































原作を読んでいないので、キャスティングについて、良いのか悪いのかわかりませんが、特に違和感なく見れました。
ただ、渡部篤郎の滑舌が悪くて、ボソボソとセリフを言うもんだから、何を言ってるのかさっぱり。(´ー`)┌
現代劇でもそうだよね、この人。。。
小池栄子は女優でもないのに、一生懸命演技してたと思う。
ただ、義太夫節が素人目からもヘタクソだった。。。
また、吹越満が演じた百介という人物は、風体からしても、原作者の京極夏彦の分身であることは間違いない。
本人もちょっとだけ出演していて、相変わらずの出たがり、目立ちたがり根性に辟易。
笑ったのが、遠藤憲一だな。
この人はVシネマによく出演してそうなイメージなんですが、三枚目でドジなんだけど、真摯で真面目ないい男を演じてました。
彼の 『あ、痛っ〜!!』 には何度も笑わせてもらいました。'`,、('∀`) '`,、


コメディ部分が、バカバカしいと思いながらも笑いました。
面白かったです。
けど、中盤過ぎた当たりから、ちょこちょこ入ってくる重苦しい人間描写は余計でした。
何作かシリーズが続いた後で、本作の物語を見るならドラマに深みも出てきそうなものですが、1作目から、登場人物たちの人間性がわからないうちに、彼らに関わる重苦しいドラマを持ってこられても、感情移入なんかできませんよ。

それと百介の必然性も見出せなかった。
小悪党どもの中で、唯一、第三者としての立場をとらせたかったのだと思うが、その経緯がかなり強引で無理やりだし、唐突に彼らに深く関わろうとする演出が不自然に見えた。


個人的には、純粋に妖怪退治の話だったら、良かったのになぁと思う。
妖怪、怪談オタクの京極夏彦は、意外とリアリストで、これらを否定しません?
否定というか、科学的に解釈してますよね。
この世に不思議なことなど何もないのだよって書いてるくらいですしね。
本作も結局のところ、悪いのは妖怪でもなく、人間なんですから。
真面目に現代で妖怪を探してみたら、それは人間だった。
なんて考えてるんですかね?
本作での妖怪退治という名前の“しくみ”を利用した、人間退治は上出来だと思います。





(  ゚_ゝ゚) { 『怪談と謎解きのスタイリッシュ時代劇!』 前半の笹森様はかっこいいよ。





テーマ:映画感想 - ジャンル:映画







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